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熊本
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10人の新戦力を迎え、10年目のJ2に臨む熊本。目指すは昇格!

今季のみどころ

熊本は今年、J2に加盟して10年目のシーズンを迎える。2008年から昨シーズンまでの9年間、毎年、上のカテゴリーを目指して戦ってきたが、明確に「J1昇格」を目標として打ち出したのは今季が初めてのこと。昨年4月に起きた熊本地震に際し、全国から寄せられた支援に対する感謝の気持ちと、復興を進める県民、ホームタウンの足元を照らすべくチャレンジしようとの思いをこめ、「光となれ!絆 180万馬力」という言葉をクラブスローガンとした。

地震の影響で過密日程を戦わざるを得なくなったことで、チーム全体の底上げができなかった昨季。その反省を生かして、就任2年目の清川 浩行監督は、改めて選手達を鍛えることの重要性を示唆している。その背景には、主力と控え、あるいは経験のある選手と若い選手達の差を埋めていくことで、夏場やリーグ戦終盤も含め、シーズンを通してチームコンセプトを表現しようという狙いがある。そのコンセプトは「勝負にこだわる」ことと、「攻守におけるハードワーク」の2点だ。

前線からボールを奪いに行くスタイルは従来通りだが、今季はそれにより磨きをかけ、奪ったボールは素早く動かし、特徴の1つであるサイドアタッカーのスピードを生かしてゴール前に運び、チャンスを増やすのが狙い。そのために1人1人がハードワークし、球際の局面ひとつ、そし普段のトレーニングから、勝負にこだわることを求めていく。

昨季12点を挙げた清武 功暉が千葉に移籍したものの主力選手は概ね残り、一方では懸案だったDF陣を中心にバランスの取れた補強に成功。大きな目標に向け、節目のシーズンに臨む。

Reported by 井芹 貴志

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