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町田
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町田は心配を「チャレンジャー精神」に、課題を「伸びしろ」に変えられるか?

今季のみどころ

「見どころ」なのか「心配の種」なのかは分らないが、今季の町田には少し気になる巡り合わせがある。

昨季の町田は序盤戦で首位に立つ快進撃を見せた。しかし15年にJ2昇格を果たした金沢も一時は首位に立つ快進撃を見せつつ、16年は21位に低迷している。

昨季の町田は7位という好成績を収めた。しかし14年のJ2で7位だった大分、15年のJ2で7位だった北九州はその翌年にJ3へ降格している。

もちろんジンクスはいつか終わるし、自力で断ち切ればいい。とはいえ昇格2季目のチームは、前年に快進撃を見せたクラブの翌シーズンは、得てして厳しい戦いになりやすい。逆にそういう危機感を程よく持てれば、町田は今季もチャレンジャー精神を持ち続けられるだろう。

もう一つの見どころ、重要な変化はチームの若返りだ。平均年齢が30歳に迫る試合もあったチームが、今季は若い人材を多く迎え入れた。DF藤井 航大(26歳)、DFボリス タタール(23歳)、DF大田 隼輔(22歳)、MF奥山 政幸(23歳)、MF吉濱 遼平(24歳)、MF平戸 太貴(19歳)、FW遠藤 純輝(22歳)といった新加入選手は、レギュラー争いに絡み得る能力の持ち主でもある。

チームリーダーの李 漢宰が「新戦力は若い選手が多いけれど、まだまだ手探り状態。自分を出し切れていない部分がある」と評するように、プレーや声といった部分でまだ遠慮が見て取れることも事実。そこはチームの課題であり、伸びしろだろう。

Reported by 大島 和人

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