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FOCUS POINT
ここに注目！

試合のみどころ

　勝点21で首位に立った京都がホームに横浜FCを迎える。

今季の京都は開幕3戦未勝利と苦しいスタートを切ったが、4節の川崎Ｆ戦で初勝利を挙げると、6節からは二度の連勝を含む5戦負けなしで一気に浮上。前節の新潟戦も逆転でモノにし、ひとつ消化試合数が多いながら、堂々と首位に立っている。

5年目を迎えた曺 貴裁監督の下で高い強度のサッカーを体現する京都は、激しくボールを奪い、素早く攻撃へと転じる。仕上げ役を担うのはラファエル エリアスだ。昨季途中に加入し15試合で11得点を挙げたブラジル出身のストライカーは、今季も勢いが止まらず、ここまでリーグトップタイの8ゴールをマークする。

このエースを軸としながら、ハードワークを貫く京都が、今後も上位争いを演じていく可能性は十分だろう。

対する横浜FCは昨季のＪ２で2位となり、1年でＪ１復帰を果たした。際立つのは堅い守りだ。ここまでわずか8失点はリーグで2番目に少ない数値となっている。

堅守を武器に粘り強く勝点を積み上げる一方、得点力には不安を残す。いずれも今季加入したルキアン、山田 康太、鈴木 武蔵の前線トリオが課題解消のカギを握るだろう。

直近の3試合は負けなしながら、ここ2試合は引き分けと勝ち切れていない。前節も先制しながらリードを守り切れずにＧ大阪と引き分けている。今季の3勝のうち2勝が複数得点を記録しているだけに、勝点3を手にするためには追加点を奪いにいく積極性が求められるだろう。Ｊ１の舞台ではまだ勝ったことのない京都相手に勝利を掴み、15位からの浮上を狙う。


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注目選手

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京都サンガF.C. FW9ラファエル エリアス
驚異的な決定力を武器にＪ１を席巻するブラジル出身のレフティストライカー。力強さとしなやかさを併せ持ち、ゴール前での冷静さも光る。9節の鹿島戦では圧巻のハットトリックを達成し、現在も2戦連発中と勢いに乗る。
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横浜ＦＣ FW9 櫻川 ソロモン
ナイジェリア人の父を持つストライカーは、規格外のフィジカルを利して前線で存在感を放つ。身体を張って起点となり、打点の高いヘッドでゴールを狙う。ここまで2得点と初のＪ１の舞台でも堂々たるプレーを見せている。

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