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FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 3連勝と勢いに乗る浦和が、連敗中の広島をホームで迎え撃つ。

今季の浦和はマテウス サヴィオ、金子 拓郎ら攻撃陣に多くのタレントを迎え入れ、13位に低迷した昨季からの巻き返しを図ったが、開幕4戦未勝利と苦しいスタートとなった。それでも初勝利を挙げた5節から4戦負けなしとすると、10節からは3連勝を達成し、4位にまで順位を上げている。

好転に導いたのは松尾 佑介と渡邊 凌磨の2人のアタッカーだ。松尾は10節の町田戦から1トップとして起用されると、2試合連続ゴールを記録。同じ試合からトップ下に回った渡邊も京都戦、横浜FM戦と2試合連続でゴールを奪っている。この新たな布陣が機能し、攻撃に迫力が生まれてきた浦和は、その勢いを今節にも持ち込み、4連勝を狙う。

一方の広島は元気がない。開幕5試合負けなしと好スタートを切り、8節と9節にも連勝を達成したものの、その後に2連敗。消化試合数がひとつ少ないながら、10位に順位を下げている。

苦戦の原因は得点力不足に尽きるだろう。昨季はリーグトップの72得点を記録したが、今季は10試合で10得点。複数得点を記録したのはわずかに2試合のみだ。

期待の新戦力、ジャーメイン 良はここまで1ゴールに留まり、昨季は9得点を記録した加藤 陸次樹はいまだに無得点。トルガイ アルスランら攻撃陣に負傷者が続出する状況があるとはいえ、この状況を改善できないようだと今後も苦戦を強いられそうだ。昨季の迫力を取り戻すことが、復調へのカギとなる。


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注目選手

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浦和レッズ MF24松尾 佑介
欧州でのプレーを経て、昨季復帰したアカデミー育ちのアタッカー。切れ味抜群のドリブルを武器とし、サイドのエリアで輝きを放つが、今季は1トップとして存在感。町田戦、京都戦と2戦連発で、連勝の立役者となった。
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サンフレッチェ広島 MF6 川辺 駿
3シーズンに渡って欧州でプレーし、昨季復帰したボランチ。今季よりクラブ伝統の背番号6を纏う。技術と判断力を併せ持ち、中盤の底から攻撃を組み立てながら、自らも高い位置へと顔を出す。パワフルなミドルも武器とする。

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