2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

京都サンガF.C.

観客数倍増が見込まれる西京極の開幕戦。「期待という部分では非常に満足」と中田新監督

 京都vs新潟の会場となる西京極で22日に行われた会見には、京都の中田 一三新監督と今季の主将を務める宮吉 拓実が登壇。まず指揮官が、「(開幕が)楽しみで仕方がない状態」とチーム状態への自信をのぞかせ、会見がスタートする。

 このカードで注目を集めているのが、1万2〜3千人の来場が想定されている観客数。これは、新体制発表会の場での中田監督の「開幕戦に2万人の方にきていただきたい」との発言を受け、クラブが観客動員に奔走した経緯があってのこと。中田監督は「2万人に7千人足りないので、まだまだ成長過程」としながらも、昨季の本拠地開幕戦から倍増が見込まれていることを踏まえ、「今季への期待という部分では非常に満足」と期待の大きさを受け止めていた。

 4年ぶりに復帰した古巣でキャプテンマークを巻くことになった宮吉は、「(主将は)初めての経験。うまく導くことができないことも出てくるかと思うが、責任感をもって精一杯頑張りたい。それが僕個人の成長にもつながるし、僕個人が成長することによってチームの結果にもつながると思う」と、胸に秘めた覚悟を明かしている。

 また、チームマスコットのパーサくん&コトノちゃんも飛び入り記者として参加。「僕のスタメン起用はいつ?」(パーサくん)、「(バレンタインの)チョコレートは何個もらった?」(コトノちゃん)と、監督らを困惑させるトリッキーな質問をぶつけ、会見場をなごませる一幕もあった。

 文・写真:川瀬 太補(エルゴラッソ京都担当)

 

■選手・監督コメント

中田 一三監督:

――開幕戦に向けた意気込みを

楽しみで仕方がない状態まで(チームを)もってくることができた。明日も調整して、開幕をいい状態で迎えられると考えている。

――沖縄キャンプ後のトレーニングで重視してきたことは?

沖縄で出た成果と課題を、さらにどこを強調してベースを高めるか。個人差が見受けられるところも出てきたので、各ポジションの適任は誰なのかというところを見定めながらやってきた。

――開幕戦の相手・新潟の印象は?

開幕戦というのは、情報が確実に一番少ない状況だと思う。印象としてはカウンターがすごく速くて、警戒しないといけないなというのと、あとはサイド攻撃。(昨季)監督が代わられてからの数字では、クロスを中心としたサイド攻撃に精度の高さがあり、われわれが警戒すべきポイントだと見ている。

――新体制発表会見時に「開幕戦に2万人来てほしい」と発言。現状の見込みでは1万2〜3千人が集まりそうだが?

2万人に7千人足りないので、まだまだ成長過程というか、伸びシロがあるなという期待値と、過去よりは多いということで、今季への期待と言う部分では非常に満足感を感じている部分がある。

もどる
  • このエントリーをはてなブックマークに追加