2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

FC町田ゼルビア

東京クラシック前哨戦。共同記者会見で井上と田村が“舌戦”!?

 J2開幕戦を2日後に控えた2月22日、町田vs東京Vの公式合同記者会見が町田市立陸上競技場で実施された。

 近隣にホームタウンを構えるチーム同士の対戦となったため、今回の合同記者会見には町田と東京V両チームの監督・選手1名ずつが出席。町田の選手はチーム主将の井上裕大が参加し、アウェイの東京Vは「スケジュールが合わなかった」主将の近藤直也に代わって、「場違いながらも」副キャプテンである田村直也が登壇した。

 最も会見場が沸いた瞬間は、報道陣からの「それぞれ警戒する選手は誰ですか?」という質問が出た時のこと。先に回答した井上は「右SBにすごく熱い選手(田村)がいるので、その選手のことは警戒したい」と話せば、対する田村は「出るかは分からないけど、中盤の底にすごくガツガツした選手(井上)がいるので、彼が警戒すべき選手」と答えた。さらに田村は井上と通っている美容室が一緒であることも暴露し、相手のチーム主将に動揺を与えるなど、会見場では丁々発止の“舌戦”が繰り広げられた。

 そしてもはや、“代役”の域を越えた田村は、東京V側自由席の券売状況にまで言及。「東京V側の自由席が余っていて危機的状況。一人でも多くの人に来てほしい」と話し、アウェイサポーターの来場を呼びかけていた。

 実は今年の2019年は、東京Vがクラブ創立50周年であるのに対して、町田もトップチーム創設30周年と節目の年にあたる。ともに“メモリアルイヤー”を迎える町田と東京Vが激突する開幕戦は、24日(日)14時キックオフ。町田市立陸上競技場を舞台に、2019シーズンの戦いの幕が開く。

 

■選手・監督コメント

相馬直樹監督(町田):「昨年は6位以内という目標を掲げて戦いましたが、今季はJ1昇格を目標に掲げています。開幕戦ではそういった新しい覚悟をお見せするゲームにするためにも精一杯戦いたいと思います。昨年の最終節も悔しさもありますし、ヴェルディさんは伝統と歴史のあるクラブですから、われわれの力を引き出してくれる相手だと思っています。今年に懸けるものを見に来てくださるみなさんにお見せできるようにしたいです。まずはスタジアムに足を運んでいただき、さらなる後押しをお願いいたします」

 井上裕大(町田):「昨季の最終節では悔しい思いをしましたが、またそのヴェルディさんと対戦できるため、縁を感じています。開幕戦では昨年の悔しさを晴らし、最終的にはチームの目標(J1昇格)を達成できるように全力で戦っていきます」

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