2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

東京ヴェルディ

東京V、ホーム開幕に向けてインターネット配信番組で特別プレビュー。岩政氏らが展望

 ホーム開幕戦を前に記者会見を行うクラブが多い中、東京Vは3日、一風変わった企画を行った。

 スカパー!で放送されている「スカサカ!ライブ.net」の特別版として「J2リーグ展望&東京ヴェルディ徹底分析」と題し、鹿島や岡山などで活躍してきた元日本代表の岩政 大樹氏とスポーツライターの飯尾 篤史氏が東京Vを徹底分析。直前に行われた東京Vの愛媛戦のレビュー、そして次節の金沢戦のプレビューを行った。

 岩政氏は金沢が「柳下監督のチームだなというカラーがある。特にボール際とかボールサイド、人に対する意識が強いチームを作っている」ことを理由に、東京Vにとっては「テンポ良くつないでいかないとカウンターを受けるので、ある意味でいい相手というか、良い試験の場になる」とコメント。飯尾氏も「まだ序盤だけど、今季の試金石になる」と岩政氏に同調しつつ、「1?0ぐらいの結果になりそうな、しびれるような接戦になりそう」と予想した。

 番組中には東京Vの佐藤 優平と金沢の廣井 友信がVTRで出演。佐藤は今季のキーマンについて「[4-2-3-1]だったらボランチを含めて前線の5枚がどう前に運んでいけるか、どうコンビネーションをうまく使えるかは去年になかったところ。そこは誰が出てもキーになってくる」とコメントした。

 一方、廣井は東京Vについて「今年でクラブ50周年を迎えられたとても伝統のあるクラブ」と話すと同時に、「僕個人としては09年にプレーさせてもらったけど、地元のクラブであり、小さいころから憧れだったヴェルティでプレーできたことはとても素晴らしい思い出。ヴェルディと対戦することを毎回楽しみにしている」と話した。

東京Vはホーム開幕戦で今季初勝利を挙げられるか。金沢戦は3月9日14時に味の素スタジアムでキックオフする。

文・菊地 正典

 

■選手コメント

 佐藤 優平(東京V):(次節対戦する金沢について)新潟の時にお世話になった柳下(正明)さんの戦い方はどこに行っても変わっていないと思うし、それに見合った選手が出場機会を得ていると思うので、それをイメージした時には球際だったり戦うところだったり個々の部分で負けない気持ちというのは前面に出してくるのかなと思う。

 廣井 友信(金沢):ヤンツーさん(柳下正明監督)が監督になって3年目になり、戦術の理解度もだいぶ深まっている。今年も昨年、一昨年と同様、攻守にアグレッシブにプレーするところがポイント。チームのキーマンは杉浦(恭平)選手。高さやスピードが売りの選手が多い中、テクニックを売りにしている選手なので良いアクセントになると思っている。ヴェルディで警戒している選手は田村 直也選手。ヴェルディらしい闘争心とテクニックを持った素晴らしい選手。

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