2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

AC長野パルセイロ

長野、開幕戦で選手も参加するパブリックビューイングの試み

 明治安田J1とJ2の開幕から2週間、いよいよ明治安田J3が3月9日より各地でスタート。悲願のJ2昇格を目指すAC長野パルセイロは、えがお健康スタジアムにてロアッソ熊本との開幕戦に臨み、2-2で引き分けた。

 試合の行われた10日には、市内の映画館「長野グランドシネマズ」にて初めての試みとなるパブリックビューイングが実施された。館内には約130名の長野サポーターが駆け付け、難しい遠距離アウェイでの一戦に挑む選手たちに声援を送った。

 試合は激しい雨が降る中での消耗戦となったが、後半開始直後の51分にMF東 浩史の先制点が飛び出す。これにより主導権を掴んだ長野だったが、80分以降に大きく試合が動く。86分に新加入のMF山田 陸がゴールネットを揺らしたものの、81分と88分に熊本FWの原 一樹に得点を許してしまい、そのまま2-2で試合終了。それでも退場者を出すなど苦しいなかで得た勝点1には大きな価値があり、次節以降の戦いに手ごたえを感じたことは間違いない。館内のサポーターも一様に満足げで、翌週に行われるホーム開幕戦が待ちきれない様子だった。

 またパブリックビューイングの前にはDF西口 諒とGK立川 小太郎が記者会見&トークショーに参加し、キャンプの動向やチームの現状、今シーズンへの意気込みなどについて語った。

 長野のホーム開幕戦は3月17日(日)の13時よりキックオフ。JFLからの昇格チームであるヴァンラーレ八戸を長野Uスタジアムに迎える。

 文・多岐 太宿 写真・c2008 PARCEIRO

■選手・監督コメント

 横山 雄次監督:八戸は情報が少ない相手ですが、今季のパルセイロとしては、どの試合もチャレンジャーとして試合に臨んでいくつもりです。サポーターの皆さんにとっても待ちに待った開幕戦だと思いますので、勝点3を狙うのはもちろんですが、今季の新チームを見てもらいたいですね。

 東 浩史:今季初のホームゲームですので、今季のチームの特徴である切り替えの部分であったり、戦う姿勢であったりをサポーターの皆さんに見てもらいです。熊本戦での課題をしっかりと修正して、一人ひとりが気持ちでも負けないように準備していきたいと思います。

 山田 陸:盛岡のときに思いましたが、長野UスタジアムはJ3の中で一番すごいスタジアムですし、サポーターの迫力もすごいので、プレーするのが楽しみです。今節・八戸戦は今季のホームスタジアムでの一発目の試合になるので負けたくないですね。

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