2019明治安田生命Jリーグ 2019明治安田生命Jリーグ

開幕への意気込み

カターレ富山

目指すはともに初勝利。富山と福島の一戦はスリリングな攻め合い必至!

 富山のホーム開幕戦を翌日に控えた16日、富山市内のホテルで記者会見があり、対戦する富山、福島の監督、選手代表が明日への抱負を語った。

 明日の試合ではともに今季初勝利を目指す。富山の安達 亮監督は「福島は前節の藤枝戦で圧倒的にボールを支配していた。攻撃的なチームだと思う。われわれも攻撃的なサッカーを掲げているので、攻め合って、観客のみなさんも、やっているわれわれも楽しい試合になればいい。お互いに攻撃的にゲームを進めると、攻守の切り替えのところがポイントになるかもしれない」。福島の松田 岳夫監督は「富山は攻守ともにバランスがとれた非常にいいチームだと思う。彼らの背後への飛び出しなど鋭い攻撃をしっかりと抑え、守備をいかに崩していくか。ますは自分たちのサッカーを貫けるかどうかが大事になる」と述べた。

 選手代表として出席した福島のMF橋本 拓門と富山のDF今瀬 淳也は国士舘大で1学年違い。今瀬は警戒すべき選手として先輩の橋本を挙げ、「昨年の対戦ではFKから得点を決められた。ポゼッションサッカーのキーマンだと思うので、いい配球をできるだけさせないような守備をしなければいけない」とコメントした。

 両選手に注目すべき同僚を尋ねると、今瀬は「FW高橋 駿太選手は今日のシュート練習でもフィーリングがすごくよさそうだった。やってくれると思う」と期待。橋本は「パスをつなぐチームにあって、池田 昌生選手はドリブルで変化をつけられる。彼に注目して」と語った。

 報道関係者のほか、参加を希望した約40人のサポーターが見守り、会見後には「魁!安達塾」と題した、今季のチームの戦い方についてのレクチャーも行われた。

 文・写真:赤壁 逸朗(エルゴラッソ富山担当)

 

■選手・監督コメント

安達 亮監督(富山):「あすのホーム開幕戦にはシーズンの中でも多くの観客が来場される。前節が0-0で勝てなかったので勝利を目指して精いっぱい頑張りたい」

今瀬 淳也選手(富山):「ポゼッションして相手のあいだで受けてボールを展開しながら前に運びコンビネーションで崩せるようにキャンプから取り組んできた。攻守の切り替えのところでも、すぐにボールを奪い返し、常にボールを保持できる状態をつくっていきたい」

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