
天皇杯は11日に2回戦の26試合が行われ、横浜FM、柏、岡山のJ1勢3チームが敗れる波乱が起きた。
ラインメール青森(青森県)と対戦した横浜FMは35分にGKの廣末 陸にPKを決められ先制点を献上すると、前半終了間際にも失点し、0-2で敗れた。ホームに北九州を迎えた岡山は、12分に河辺 駿太郎に先制点を許すと、52分には吉原 楓人に決められて、0-2と敗戦。ルヴァンカップの1回戦で敗れた相手に、再び黒星を喫した。
東洋大(アマチュアシード)と対戦した柏は、スコアレスで迎えた延長後半の107分に先制されると、終了間際にも失点し、0-2と敗戦。大学チーム相手に金星を献上した。
その他のJ1勢は順当に勝利を収めた。
町田は終了間際の2ゴールで京都産業大(京都)に2-1と逆転勝利。名古屋は稲垣 祥のゴールなどで、3-0とヴェロスクロノス都農(宮崎県)に勝利した。広島はマルコス ジュニオールが2ゴールを奪う活躍を見せ、3-1とBrew SAGA(佐賀県)に快勝。鹿島は鈴木 優磨がハットトリックを達成し、4-0で群馬を撃破した。
東京Vは綱島 悠斗のゴールなどで3-1と栃木SCに勝利。 川崎Fは開始9分に先手を許す苦しい展開も、山田 新の2ゴールなどで4-3と福島に逆転勝利を収めた。湘南は鈴木 章斗とキム ミンテのゴールで、2-0と岐阜に快勝。清水は開始5分の中原 輝の先制点を皮切りに4ゴールを奪取し、4-2で松本を下している。
京都はスコアレスで迎えた87分に福田 心之助が決勝ゴールをマークし、1-0で奈良に勝利。C大阪は31分にヴィトール ブエノが先制点をマークすると、大量5ゴールを奪取し、5-0でアルテリーヴォ和歌山(和歌山県)を寄せ付けなかった。神戸はエリキのゴールなどで4-1と高知を撃破した。
福岡は65分に前田 陽輝が先制点を奪うと、終了間際にはオウンゴールで加点し、2-0で沖縄SV(沖縄県)を下した。新潟はスコアレスのまま突入した延長後半の108分に笠井 佳祐が値千金の決勝ゴールをマークし、1-0で福山シティFC(広島県)を下し、3回戦へと駒を進めた。
徳島は1-1で迎えた90+2分に坪井 清志郎が値千金の決勝ゴールをマークし、2-1で山口に勝利。富山は前半終了間際に生まれた髙橋 馨希のゴールを守り抜き、1-0で仙台とのJ2対決をモノにした。山形は藤本 佳希の決勝ゴールで2-1と鹿児島を撃破。秋田は佐川 洸介の2ゴールで、2-1といわきを下している。
甲府は井上 樹と三平 和司のゴールで、2-1と福井ユナイテッドFC(福井県)に競り勝った。藤枝はディアマンカ センゴールが2ゴールを奪取し、2-0とFCバレイン下関(山口県)を下している。鳥栖は69分に生まれた鈴木 大馳のゴールが決勝点となり、1-0で愛媛に勝利。長崎は笠柳 翼と名倉 巧のゴールで、2-1と筑波大(茨城県)の挑戦を退けている。
J2対決となった千葉vs熊本は、PK戦の末に熊本に軍配が上がった。磐田と対戦した相模原は、1点ビハインドの61分に髙木 彰人が同点ゴールを奪取すると、終了間際の90+4分にラファエル フルタードが勝ち越しゴールをマークし、2-1と逆転で格上チームを撃破した。
■試合データ
町田vs京産大
横浜FMvs青森
名古屋vs都農
広島vsB佐賀
徳島vs山口
鹿島vs群馬
柏vs東洋大
東京Vvs栃木SC
川崎Fvs福島
湘南vs岐阜
新潟vs福山C
清水vs松本
京都vs奈良
C大阪vs和歌山
神戸vs高知
岡山vs北九州
福岡vs沖縄SV
仙台vs富山
山形vs鹿児島
いわきvs秋田
千葉vs熊本
甲府vs福井U
磐田vs相模原
藤枝vs下関
鳥栖vs愛媛
長崎vs筑波大