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【HOT6!J1は7月の6試合が激アツ!】再開後はこう戦う!浦和編(05.06.27)

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◆12節までを振り返って

 開幕前は優勝候補に入れられていた浦和だったが、第12節を終えて首位・鹿島に勝ち点12差の6位は予想外の位置だ。
目論見が外れた第一の要因は得点の少なさ。前年同時期に25点をたたき出し、Jトップクラスだった攻撃力が、今季は15点に落ちた。
 売り物の攻撃的サッカーが鳴りを潜めた訳ではない。チャンスを演出すべきトップ下の選手が山瀬の突然の移籍で定着していないこと、各チームが守備重視で臨んでくることなども要因として挙げられるが、最大の原因は決定率の悪さ。シュートチャンスは前年以上に作っているがゴールを割れないのだ。昨季なら決まっていたエメルソンのシュートがゴールマウスをとらえない。シュートを放つ最後の瞬間の体のキレに鋭さを欠いており、徐々に上向いてはいるが、上昇の角度は緩い。
 田中達も、「エメルソンより多くシュートを撃つのが目標」と本人も言っているようにチャンスは多いが、絶好のチャンスにも外すなど得点に結びついていない。
 18チーム中10位タイという得点数のレッズが、6位という現在の位置にいられるのは失点の少なさによる。敗戦は昨年と同じ3で、そのうち2試合が早い時間に退場者を出していることを考えれば、健闘と言ってよい。
 特にDF陣は、開幕前は3バックを有力4人で争うと見られていたがアルパイ、ネネ、闘莉王がケガや出場停止で不在になる中、4年目の堀之内がそん色のないプレーで守備を締めているのが大きい。また中盤から前、特に田中達の疲れを知らないプレスも相手の攻撃の芽を摘むのに効果大だ。


◆再開後の展望・見どころ

最大の見どころは、もちろん首位の鹿島にどれだけのチャージをかけられるか。勝ち点12差を埋めるのは簡単ではないが、浦和のこれまでの成績を見れば、引き分けが5試合、3敗はすべて1点差。少しのことで、勝ち点は増えていたはずだ。まずは、これまでに逃していた決定的チャンスをモノにするだけでも毎試合1得点は増える。
 もう一つはセットプレーからの得点。昨季はほとんど期待できなかったと言ってもよかったが、ヘディングで競り勝てる選手は少なくない。堀之内がセットプレーから2ゴールを挙げていることからも期待は出来る。ゴール前を人で固めるチームが多い中、セットプレーでのゴールは今季の浦和にとって優勝への必須要件だと言ってもよい。
 再開後2週間で5試合という日程には、各チームとも選手のコンディションに注意を払う。ケガさえなければ浦和の選手層は元々厚い。それに加えて、ナビスコカップやプレシーズンマッチで実戦配備のメドが立った新人選手が控えている。若手の台頭は夏場だけでなく、34試合という長丁場を戦う上でも重要なポイントになるだけに、この連戦で彼らに出番があったら注目したいところだ。


◆HOT6の注目選手

ここまでの12試合を見ると、エメルソン、田中達が2トップでほぼ固定され、3トップというよりはトップ下的な役割で使われることが多かった永井だ が、うまさに力強さが備わったドリブルはチャンスを数多く作り出し、仲間の攻撃陣を生かしていた。もちろんストライカーとしての本能は健在で、エメルソン、田中達のどちらかが不在のときは2トップの一角としてゴールを狙う。チーム事情や相手との関係で役割が微妙に違ってくるが、それをこなす器用さは昨季から身に付いてきた。永井がケガなくシーズンを戦えることが浦和の得点力向上の前提だ。
 攻撃陣でもう一人、ナビスコカップの新潟戦(5/21)で公式戦デビューを果たした、2種登録の攻撃的MFエスクデロを挙げたい。スペイン国籍なので出場枠の問題があるが、プロ選手に負けない体の強さと精神力をすでに備えており、相手にとってはエメルソン、田中達よりも対策が取りにくいはず。ゴール前でつぶされることを恐れない高校2年生が、相手DFの壁にヒビを入れるだろう。


◆再開後のフォーメーション予想




Reported by 清尾淳

以上
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