本文へ移動

今日の試合速報

第17節 6.1(土) 15:00KO 国立競技場 鹿島vs横浜FM 国立競技場に10,000名様無料ご招待
第17節 6.1(土) 15:00KO 国立競技場 鹿島vs横浜FM 国立競技場に10,000名様無料ご招待

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第19節 水戸 vs G大阪】プレビュー:目指すは一昨年の再現。6連勝を目指す首位G大阪に、水戸が怖れることなく立ち向かう。調子を上げる鈴木隆行の活躍にも期待がかかる!(13.06.15)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今週、G大阪はミーティングを開催し、長谷川健太監督は選手1人1人に意見を述べさせるなどして、選手の気を引き締め直したという。今季最多の5連勝を挙げたことによる気の緩みが生まれないようにすることと同時に今節の対戦相手水戸を警戒して行われたそうだ。

簡単に勝てる相手ではない――G大阪の選手たちは水戸に対してそのような印象を持っていることだろう。2年連続天皇杯で激突。一昨年は延長戦の末、水戸が3対2で勝利。昨年はG大阪が1対0で勝利をしたものの、内容は互角で、力の差を見せつけられたわけではなかった。監督が代わっても過去2戦の経験が消えるわけではない。水戸を「手ごわい相手」と捉え、警戒を払って今節に挑んでくるという。

FIFAコンフェデレーションズカップ2013参戦のため今節は日本代表MF遠藤保仁、DF今野泰幸を欠くものの、「それでも日本のトッププレーヤーが揃っている」(西岡謙太)G大阪を柱谷哲二監督は「最強チーム」と評す。驚異的な決定力を誇るFWレアンドロ、元日本代表MF二川孝広、MF家長昭博ら豊富なタレントがモチベーション高く臨んで来るだけに水戸にとって厳しい試合になることは間違いない。

また、今節がG大阪にとって今季初の関東でのアウェイゲーム。地元関西のサポーターに加え、多くの在京G大阪サポーターがスタジアムに集結することが予想される。大きな声援が6連勝を目指すチームの力となることだろう。

G大阪を迎えるにあたって、西岡はこう言い切る。「一番ダメなのはビビってサッカーをすること。怖れることなく、自分たちのサッカーを貫きたい」。相手がG大阪だろうと、自分たちのサッカーは変えない。あくまで攻守において積極的な水戸らしいサッカーを繰り広げることに集中して試合に挑む。前々節神戸戦、前節東京V戦ともに真っ向勝負を挑んだ。1分1敗という結果に終わったものの、内容では引けを取らず、「戦える感覚はつかんだ」(鈴木隆行)という。

あとは精度を上げるのみ。神戸戦、東京V戦ともにイージーミスが多く、「自分たちで自分たちを苦しめた」(橋本晃司)感が強かった。今節は「もっと集中してプレーすること」(柱谷監督)ことが大事になる。特にボールを奪った後、G大阪が厳しくプレッシャーをかけてきたところを冷静かつスピーディーにボールを動かし、状況を打開できるかが勝負のカギを握る。そこからスペースを突いていければ、必ずチャンスはやってくることだろう。切り替えの局面が勝負のポイントとなる。
そして期待したいのは鈴木隆行だ。先週37歳を迎えたものの、衰える気配はまったくない。それどころか、「コンディションが上がってきた。もっとよくなると思う」と充実した表情を見せている。前節東京V戦でも前線で圧倒的な強さを見せ、攻撃の起点となった。一昨年、G大阪を撃破した試合では1ゴール決めただけでなく、相手DFを引き寄せない強さで抜群の存在感を示してチームを引っ張った。今節も勝利のためには鈴木隆の活躍は必要不可欠。チームの命運は37歳の双肩にかかっていると言っても過言ではない。

しかし、鈴木隆だけで勝てるわけではない。周りの選手が鈴木隆をサポートするだけでなく、鈴木隆を超える気迫と執念を見せてプレーすることが勝利の条件。全選手が持っている力を最大限に発揮した時、一昨年の対戦が再現されることだろう。

確かにG大阪は強い。だが、同じリーグの相手であることを忘れてはいけない。G大阪に対して敬意を払っても怖れを持ってはいけない。そして、決して力試しでないことも肝に銘じて試合に臨みたい。「いい試合」はいらない。勝利だけを追い求めて、すべてをぶつけてもらいたい。

以上

2013.06.14 Reported by 佐藤拓也
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第10節
2024年4月27日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/04/28(日) 00:00 ハイライト:札幌vs湘南【明治安田J1 第10節】