今季途中から指揮官に就いた喜名 哲裕監督の辞任が15日に発表され、激震が走った琉球。18位に低迷し浮上の契機をつかみ切れないチームは、今年6月まで鳥取を指揮し、2018年には琉球をJ3優勝に導いた金 鍾成氏の新監督就任を発表した。なお、首位を独走する愛媛をホームに迎える今節は、白井 裕之コーチが暫定監督として指揮を執ることになっている。
琉球は前節、松本とのアウェイ戦に挑んだ。野田 隆之介が今季10点目を決めて追いついたものの、勝ち越され、今季三度目の3連敗を喫した。試合後、ボランチで出場した武沢 一翔は「もう少し自分たちがやりたいことを追求するべきだった」とコメント。スカウティングをして想定していたとおりにいかなかったことで、リアクションのプレーをせざるを得なかったという。本来、琉球が見せたい戦いは、人もボールも動くアクションサッカーのはず。ひるまず、積極的に前を向いてプレーする姿を見せて、得点のにおいを醸し出し、遠のく勝利に近づいていってほしい。
対する愛媛は、直近13試合で8勝5分と負け知らず。チームトップの11ゴールをマークする松田 力がここ3試合で4ゴールと好調を維持しており、彼を中心にシュートの雨を降らす攻撃には迫力がある。クロスやセットプレーでの空中戦は洗練されており、それを促す元琉球・茂木 駿佑の両足からのキックは今節も脅威を与えるだろう。
[ 文:仲本 兼進 ]