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2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について

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2017年11月27日(月) 10:42

2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について

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2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録について
2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録を発表します。

2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録を公開します。

2017年度 第10回Jリーグ理事会後定時会見 発言録

 

2017年11月21日(火)
場所:JFAハウス

 

【司会より】
本日の理事会は14時から理事19名で開催いたしました。理事会における決議事項、報告事項のうち本日発表させていただく内容についてチェアマンの村井よりご説明申し上げます。

《決議事項》
1.FUJI XEROX SUPER CUP2018 競技ルール変更の件
2.2018 J3リーグへのJ1・J2クラブU-23チーム参加可否の件
3.ホームタウン追加の件(水戸)

1.FUJI XEROX SUPER CUP2018 競技ルール変更の件
リリースはございませんので口頭にて説明します。10月27日に開催を発表させていただきましたFUJI XEROX SUPER CUP2018ですが、来年2月10日(土)に開催します。例年の競技ルールから選手交代について変更がありました。従来、選手交代は試合中3名までとしていましたが、3名から2名増やして5名までとします。加えて試合終盤の時間稼ぎを防止する観点から、ハーフタイムを除いた選手交代の回数を1チーム3回までとします。シーズン開幕を告げる大会として定着している大会で、シーズン当初ということもあり、各クラブ新加入選手が複数いる中で、より多くの選手の出場機会の創出をしたいということ、選手の負担軽減による試合のクオリティーアップを考えた施策となっています。

2.2018 J3リーグへのJ1・J2クラブU-23チーム参加可否の件
FC東京ガンバ大阪セレッソ大阪の3クラブのU-23チームが2018シーズンのJ3リーグに参加することを承認しました。来季のJ3は、JFLからの昇格がないため、今年度と同じ17チームでのリーグ戦となります。

3.ホームタウン追加の件(水戸)
水戸ホーリーホックから申請がありホームタウン追加を承認しました。追加した自治体は、ひたちなか市、笠間市、那珂市、小美玉市、茨城町、城里町、大洗町、東海村です。これまでの水戸市を加えて9つの自治体をホームタウンとして活動することを承認しました。一つ加えますと、現在、城里町に新しいクラブハウスを建設中です。2018年4月の使用開始を目指して整備を進めていると聞いています。

《報告事項》
1.クラブのホームタウン活動に対する助成(2018年)の件

来年の各クラブが行なうホームタウン活動の助成について決定しました。大きく分けて2つあります。従来から行われている地域スポーツ振興活動、及び介護予防事業に加えて、東日本大震災、及び熊本地震復興支援活動の二つの震災による復興支援活動について、各クラブが取り組む活動に支援をすることに決定をしました。

1.地域スポーツ振興活動、及び介護予防事業(継続)
(1)Jクラブがホームタウンまたは活動区域で行なうサッカー以外のスポーツ振興活動
(2)Jクラブがホームタウンまたは活動区域で行なう介護予防事業

2.東日本大震災、及び熊本地震復興支援活動(新規)
(1)選手、指導者等による被災地訪問
(2)被災者をホームタウン、またはホーム試合に招待する事業
(3)DREAM福島アクションプラン(JFAとの共同事業)

〔村井チェアマンからコメント〕
皆さんこんばんは。本日11月の理事会を行ないました。ACLのため中東の乾燥したところに出張しており、鼻風邪を引いており、聞き苦しいところがありましたら大変申し訳ありません。まず、V・ファーレン長崎がJ1昇格を決めました。J2初年度を除き、J1初昇格は11クラブ目になりました。今年度、長崎は経営権の継承という大きな変革や経営改革を行いながらも、競技的にも十分な結果を残されたことには、心から敬意を表したいと思います。新たな九州勢がJ1に参画するわけですが、大きな旋風を巻き起こしてほしいと思っています。

また浦和レッズがACL決勝の第一戦に臨みました。現地は大変な雰囲気でした。人間の声がこんなにも大きいかというくらいの声援や雰囲気、コレオグラフィーといったことに至るまで、完全なアウェイの状況でしたが、貴重な勝点1を取って25日に向けた準備ができたことを嬉しく思います。理事会でも(浦和の)淵田社長からその話があって、理事から拍手が起こりましたが「拍手はまだ早いです。結果が出てからにしよう」という話も挙がりました。

冒頭、JFA田嶋幸三会長にお越しいただきました。田嶋会長のシーズン移行に関する考え方はメディアの皆様にも話をされたと聞いていますが、内容的には同じ内容であると聞いています。実行委員会(J1、J2、J3)と同じ内容を本日、理事にも共有したいと田嶋会長から話がありました。

代表強化の観点や、7月を中心をした暑熱開催、夏の試合日数を減らして試合のクオリティーをあげていくこと、欧州との移籍をスムーズにしていくことでレベルアップをはかりたいということなど意見を頂戴しました。一方でJリーグの事務局の方から皆さんにもお伝えしていますが、Jリーグとしてはシーズン移行に関する実行委員会での懸念事項から、シーズンを移行することは難易度が高いということが共通した見解なので、その考えを改めて事務局から説明しました。

代表強化とリーグの繁栄の二つが両輪で回って行くことが理想ですが、シーズンの移行という点ではリーグとしての見解は難易度が高いとお伝えしました。

本日はJFAの田嶋会長のプレゼンテーションに十分な時間を取らせていただいたため、議論は12月にさせていただき、以前より結論は年内と話をしているとおりに、次の理事会で話し合うこととなりました。いくつか出た話の中では、シーズンを変えると、シーズンの区切りでブレイクを作らないといけないため、1ヶ月ほど競技日程が制約を受け、(開催期間が)短くなります。リーグにとってはファン・サポーターやお客様とサッカーの接点を制限することについては、慎重に考えてほしいという意見も挙がりました。

現状すでに日程が過密になっており、さらに1ヶ月短くなると様々なしわ寄せ出てきます。例えばJリーグYBCルヴァンカップが1月・2月にしか入らないなど、ファン・サポーターと一緒に25年間、育ててきた大会の試合日程が完全に入り切らず、成立していない状況になります。年間、J1リーグの場合は、(ホーム開催が)17試合、ルヴァンカップを含めると20試合になります。その20試合は、リーグにとってもクラブにとっても限られた財産です。

12月に1試合、2試合を増やす……2月に1試合増やして3試合分を捻出するというような話ですが、20分の3は大きなものです。先日のJ2を見ても降雪地域でのファン・サポーターのことを考えると集客面でもなかなかハードル面が高い案件です。

代表強化の面もうかがい、懸念事項もお伝えし、(判断する)材料が出そろったと思います。次回、決定の方向を話をさせていただきます。

先日田嶋会長が会見をしたので、私も話をすべきだとは思いますが、理事会での決定を前に話をするのは憚られるので、しっかりと次回の理事会後に話をさせていただきたいと思います。

一部の報道にて金曜日にJリーグを開催するという内容が報じられました。DAZN様の要望でという書き方もありましたが、DAZN様と我々は常にベストなあり方を議論しています。彼らはいろいろなナレッジ、世界中のベストプラクティスを持っているので、我々からすると世界を知る窓のような存在です。「ブンデスリーガは残り第2節まではすべて金曜日に試合をやっている」、「スペインのラ・リーガは原則、金土日でやっている」などと世界のリーグの現状を伺ったり、プレミアリーグやセリエAも一部は金曜日開催をしています。1週間7日のうち、金曜日に試合があることによって、土日の物語を事前にお伝えし、予告する意味合いや、日曜日の結果報道も含めれば1週間のうち4日間サッカーに触れるということは、長期的に見ればメリットもあります。

一方、日本の労働時間や残業時間の問題や、お客様のスタジアムへの移動距離を考えると簡単ではない話です。日本が発展していくためにはDAZN様と議論をしているのは事実ですが、「DAZNに言われているから決めている」ということではありません。あくまでJリーグが決めていく内容ですし、我々がハンドリングする内容です。一部のディスカッションがあるのは事実ですが、何かが決定したということはありません。そのことをここではお伝えさせていただきます。

リーグ戦も終盤に入り、明治安田J1は残り2試合。明治安田J2もJ1昇格プレーオフを残すのみとなりました。入場者数に関して、現時点で言えばJ1は昨年比105%と伸びています。今までにない伸び率と理解していますし、J2は横ばいで、J3は若干減少ですが、トータルでは昨年より超えています。J2でも様々なドラマがありますし、J1も最後まで予断を許さない状況ですし、ACL決勝戦もあります。最後のシーズンの一番面白いところを盛り上げてくださる皆様にも改めて感謝を申し上げます。

【質疑応答】
Q:ACLについて。今度(25日に)試合があって優勝が決まりますが、優勝した時のためにお聞かせください。JFAと一緒に出場クラブサポートをする体制が整っていますが、Jリーグとしての取り組みについてどう考えていますか。

またACL優勝を掲げてきてなかなかできなかったことですが、浦和がここ(決勝)まで来て、Jリーグのアジア戦略、海外放映権、Jリーグのブランドそのものに対して、Jクラブがここまで来たことがどう影響するかをお聞かせください。

A:村井チェアマン
JリーグやJFAがやれたことには限りがありまして、本当に戦い抜いたのはクラブ、そして支えたファン・サポーターです。今回の決勝には250名のサポーターが行かれたといわれていますが、日本代表のサウジアラビア戦が200人だとすると、1クラブのサポーターが250人というのは素晴らしい数です。私たちはチャーター便で直接出向けるようにしたり、ビザの手配をしたりなど難易度が高いことに対して間接的に陰ながらサポートさせていただきましたが、何よりもクラブ、サポーターの力だと思っています。

人的なサポートでは、スカウティングや現地での帯同などできる限りのことをやりました。少しずつリーグにノウハウがたまっていることも事実で、今後にも生かしていけるような内容をストックできていると思います。

アジア戦略等については、10年前に浦和がセパハンと戦って、翌年度ガンバ大阪がACLを獲りましたが、(アジア諸国の方々と会話をすると)いまだに当時の浦和やG大阪の話が出てくることがあります。そういう意味でアジアのタイトルを獲ることでのブランド認知、Jリーグの認知への影響は非常に大きなものと感じています。

今回浦和がタイトルを獲ることになれば、アジアにおけるJリーグ、もしくはアジアにおけるJクラブ のアジア戦略を牽引してくれるものとなると考えています。

Q: シーズン移行について、昨日田嶋会長からご説明があり、Jリーグ側からもご説明がありました。
Jリーグ側からは経営の話を、田嶋会長からは日本代表の強化の話を伺いましたが、当事者の選手や選手会の考えはどうなのでしょうか。各クラブにはアンケートを取ったと思いますが、Jリーグでも観戦者調査をされているかと思いますが、Jリーグを観に来る方々の数値、実際にプレーする、見に来る人達の声が聞こえてこないのは残念ながらというか、商品を売る人、買う人がおざなりにしていることが、両者の話を聞いていて腑に落ちないと思います。調査はする予定はないのでしょうか。

A:村井チェアマン
Jリーグとしては議論中のために中間報告ということで申し上げています。本日の理事会の中でも、当然ながら選手にとってはどうなのかという議論が出ています。選手に関しては原副理事長を中心に選手会との意見交換を重ね、実際にシーズン移行について、選手会の意見を確認しています。今日のディスカッションの中で、その話を原副理事長がしているので、その点についてお伝えさせていただきます。

選手会については、シーズンを変えることよりも、天皇杯決勝が元日に残っていて、12月の上旬シーズンが実質終わっている中で、数クラブが準決勝、決勝に残ることで、ほとんどのクラブがシーズンを終えていている中一斉に休暇に入れないことを懸念する声があがりました。選手会としてはシーズンを変えるメリットはそれほど強く認識しないというコメントがありました。(黒田フットボール本部長に事実確認。確認の上、同本部長より相違なしとのコメント)

また、いくつかの議論が出た暑熱等について、試合のクオリティーが落ちるかということについては、理事には選手経験者もおり、その理事からコメントをいただき、何試合もあるとクオリティーが落ちることもあるが、予め備えをしておくことはできるという話もありました。そうした話などから、選手側の意見は「必ずしもシーズンを変えなくてもよいのでは」という認識でおります。

試合を観に来ていただく方については、クラブが懸命に集客努力をしています。実行委員会の中で、クラブの実行委員の方々とファン・サポーターはじめ入場者について相当なディスカッションをしています。地域によってクラブの事情は異なりますので、降雪地のクラブの実行委員は、今でもファン・サポーターが足を運べるギリギリのタイミングで試合を開催していて、1週間でもこれ以上深いと集客上厳しく、お客様に現実感はない(集客がイメージできない)と、(同様の声は)複数クラブから出ています。

例えば12月に2試合、2月に1試合開催しますと、特定のクラブでアウェイが連戦されることもあります。アウェイが2、3週続いてしまうということをやらざるを得ない場合は、(ホームスタジアムにおいて)隔週でファン・サポーターとクラブが触れ合うことで良いリズムでエンゲージメントできるけれど、アウェイが続いてしまうと、(過去に)私も個人の懐具合でアウェイが月に4回くらいあると財政がパンクするような経験がありましたが、個人の観戦者のいろいろな状況に鑑みると、アウェイ・ホームが良いリズムで行われるほうが良いという声が随分出ました。我々がシーズン移行についてアンケートを直接ファン・サポーターに取っているわけではないですが、クラブの実行委員会が相当ファン・サポーターの声を代弁してくれている、結果として8割がたが反対している、と認識しています。

Q:J1が微増、J2が横ばい、J3が若干減っているとのことですが、要因は。

A:村井チェアマン
現在、総括できるように集中して情報を集めています。12月に年間総括レポート「J.LEAGUE PUB Report2017」を発行し、そのなかで入場者分析を行いますが、昨年は2ステージ制で、シーズンの中だるみをなくすために1stステージが終わって優勝が決まり、2ndステージが終わって優勝が決まってチャンピオンシップを行う、という山をつくる効果が一定程度出ました。1ステージ制になり、昨年と今回とを重ね合わせた時に山はどうなったのか、また天候等の要素はどうかなど、いくつかの複合的な要素の分析をかけているところです。(PUBレポート発行に伴うメデイア説明会の場で)お話しさせていただくことになると思います。

いくつかの仮説があり、例えばJ1はDAZNでの配信を始めるにあたってDAZN様が集中的にJ1をプロモーションしたことが寄与した影響があるかもしれないですし、昨年多くの方にご覧いただいた熱がそのまま今年に持ち込まれた成果だったのかもしれないなど、いくつかの要素が考えられます。12月のタイミングで開示させていただければと思います。

Q:チケットの転売問題についてお伺いします。サッカー界の問題だけではないと思いますが、JリーグYBCルヴァンカップ決勝のチケットも一部オークションサイトなどでの転売が見られたと思いますが、ACLで浦和が独自の対策を発表されたと思いますが、Jリーグとして本件についてどのような考えをお持ちか伺えますか。

A:村井チェアマン
転売問題については、音楽業界、スポーツ業界、チケット仲介業者、一般顧客等、それぞれの考え方があり、また複合的な判断が必要ということで、情報収集をしているところです。何よりもリーガル(法務)の観点で違法行為はいけないというのが私の立場です。インターネットを通じたチケットなどの売買の対策が法的に未整備でもあるので、予断をもっての良し悪しを述べにくい状況です。リーグの立場としては、転売問題については情報収集して今後の方針を検討している最中であるということでご理解いただきたいと思います。

チケットは本当に行きたい方が手に入るというのが一般的なニーズで、これに一物二価があるようなことでは公正な取引と言えるのかという倫理的な問題もあると思いますし、そのビジネスに加担するということが我々の立場として望むところではないなど、思うところはあるのですが、あくまでこうした状況を整理する法体系をどう準備するかに向け各所が準備検討しているところ、私たちは立法機関ではないので、スタディしているところだとご理解いただきたいと思います。

Q: シーズン移行に関して、来月の理事会の前に実行委員会があります。今日の議論を受けて、実行委員会で議論することはありますか?

A:村井チェアマン
JFA田嶋会長から提示された意見やアイデアの中から「リーグで考えてほしい」というものもありました。例えばシーズンを変えた場合に、(移行期間の)半年で暫定的な短いリーグ戦を作るのか、1.5年の長いリーグ戦の期間とするのかなどです。短い期間だった場合のコンペティションがJ1、J2、J3のどのカテゴリーでも大会として成立させられるのか。あるいはきちんとスポンサーを獲得できるのかといったことに関しては、Jリーグが考えて判断を、という話をなされたので、我々はそれらの点を検証することになると思います。現時点では、そう簡単にはできることではないと考えます。会場の手配に関しても、仮にシーズンを移行し夏場に昇降格が決まり所属リーグが決まることになりますが、行政所有のスタジアムは、果たしてそのタイミングで確保ができるのかどうか。行政の年度は4月~3月で動いているため、2年にわたってスタジアムを確保できるのかどうか。Jリーグが背負ってやるべきことです。クラブやBリーグなどからも情報収集をしましたが、行政年度をまたぐ手配は、サッカーの場合は変数が非常に多いので、難易度が高そうだと話がありました。

また、日本における多くの企業の決算年度は3月(に終了します)。現行の2月末~3月の開幕ですと、多くの企業が新年度の予算編成に合わせてくれます。シーズン移行し、期中の7、8月で昇降格となった時に、スポンサーが継続できるのかどうか。(実行委員会では)スポンサーシップに対して大きな懸念の声が挙がりました。このようにJリーグとしてケアすべきこともふまえて今までも議論してきましたが、リーグで考えるべきこととしてこれらの点もしっかりふまえるべきだと思います。

Q: FUJI XEROX SUPER CUP2018の件で2点教えてください。代表戦の親善試合では6人までの交代もありますが、3人から5人へレギュレーションが変更となった経緯と、ハーフタイムを除き3回までに限るというのは、選手が同時に複数人交代となる場合はそれが1回というカウントなのか、選手一人につき1回というカウントなのか、どちらでしょうか? 

A:Jリーグ
1回で5人を交代することは可能です。人数に関係なく1回とカウントします。ハーフタイムの交代はカウントにいれず、ハーフタイムを除いて3回までとしています。人数についてですが、11人のうち半分以上にならない数でいこうということと、現状の3人よりも5人の方がより多くの選手をご覧いただけるということから5人と決定しました。

A:村井チェアマン
人数が増えたことで、選手交代で時間を使う(稼ぐ)ということをしないようにということですね。3回の交代時と同じ時間の中で行いましょうという取り決めです。

Q:明治安田生命J1リーグの優勝について、今年は試合のない日に決まる可能性がありました。ACL決勝進出による日程調整で難しい事があると思いますが、来年以降もこの可能性が出てくると思います。かつては土曜開催で一斉に行ってきたこともあり、優勝が決まる瞬間が分かりやすかったと思います。ACL決勝にJクラブが残るのはうれしい悲鳴だと思いますが、そのあたりで理事会で出た話や懸念などはありますか?

A:村井チェアマン
本日の理事会ではその話は出なかったです。基本的にはコンペティションの公平を期するためにラスト3節は同時キックオフとしています。ACLで進出した場合に取り決めていた例外が今回適用された形です。優勝争いに関する質問は特段ありませんでした。

以前、ガンバ大阪がACLでファイナリストになりそうだった時に、最終節にACLの決勝が重なっていました。それは当然良くないです。ぎりぎりの判断下で例外事項です。

なお、シーズンを移行した場合、現在は11月にACLと最終節が重なりますが、それが4〜5月くらいになりますので、グループステージやラウンド16などと重なることから、Jの4クラブがリーグの優勝争いに鉢合わせすることになります。(今でも)ぎりぎりの日程の中で、日程を変更する先を何とか確保してシーズンを組んでいますが、移行してさらに1ヶ月短くなると、日程を逃がす先がなくなり、厳しいACLの戦いになる可能性があります。その状況と比べると何とかぎりぎりのところで運営しているという認識です。

以上
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