2023年10月25日（水）、板野町立板野南小学校で、棚橋 尭士 選手、山下 雄大 選手、西坂 斗和 選手が、板野町立板野南小学校、株式会社南海プランナーと協働し、『街を元気に！塗装プロジェクト』のシャレン！活動を行いました。
徳島県下の小学校では人口減少に伴う規模の縮小が進んでおり、学校施設の老朽化が問題の1つとなっています。施設の維持・管理には金銭的にも人員的にも困難な部分があり、頭を悩ませる小学校が少なくありません。そこで、「県民に愛され、地域の誇りとなるチームづくり」をコンセプトの1つにする徳島ヴォルティスと、創業49年、徳島に本社を置く塗装事業に携わる、オフィシャルスポンサーである南海プランナーが協働で、「徳島に根差し、徳島に愛される存在であり続ける」ことを目的に板野南小学校にて活動をおこないました。
選手たちは、板野南小学校6年生20名とともに、校庭にあるキック板の塗装作業を行いました。クラブカラーである青と緑を基調にし、作成に関わったすべての選手・児童のサインをいれて完成となりました。塗料の乾燥を待つ間には、サッカー交流を行い、およそ2時間にわたる活動を終えました。
また、今回の活動は板野南小学校6年生20名の卒業制作としてもおこなわれました。選手とともに母校となる小学校施設の塗装を行うことで、記憶に残る思い出となり、児童が地域への愛着をもってくれることを願っています。今後は他の学校施設だけでなく、様々な施設や遊具などに範囲を広げていくことで、町がクラブカラーで彩られ、住民のコミュニティの場の活性化につながればと考えております。
活動動画：https://www.youtube.com/watch?v=t30h256TAWc
◎選手のコメント
棚橋 尭士 選手
私が幼稚園生の頃、今回のように壁にペンキ塗りをする作業を行ったことがあるのでとても懐かしい気持ちになれました。また、この活動を通して板野南小学校の児童とも楽しく交流することができ、とても楽しい時間となりました。今回のペイントは耐久年数が10年ほどあるということで、児童と共に思い出となるようなことを体験できたことはとても貴重な機会となりました。サッカー交流では、サッカーを楽しんでもらうことや、サッカーを身近に感じてもらうことを意識して取り組みました。児童も楽しいと言ってくれたのでとても嬉しかったです。今回の交流では、とても楽しく過ごすことができ、児童からパワーや元気をたくさんもらいました。このエネルギーや経験をサッカーやこれからの生活に繋げていきたいと思いました。
山下 雄大 選手
今回の活動を通じて、クラブの周辺地域と直接関われた実感がありました。クラブが一緒になって地域の活性化を図ることで、お互いにメリットがあると思うので、プロジェクトの規模がどんどん大きくなってほしいと感じました。
西坂 斗和 選手
小学生と壁の塗装をしたり、サッカーをしたり、交流をすることは普段あまりできないので、貴重な体験ができてとても楽しかったです。ほかにも壁の塗り方なども勉強できていい経験になりました。
写真提供／徳島ヴォルティス
