2005/10/09 10:00
【2005ＪＯＭＯオールスターサッカー】九州初のオールスターサッカーは、J-WESTが3-2でJ-EASTに勝利。ＭＶＰはJ-WEST マグノ アウベス選手が受賞！
10月9日（日）、大分スポーツ公園総合競技場（ビッグアイ）にて、2005ＪＯＭＯオールスターサッカーを開催し、J-WESTが3-2でJ-EASTに勝利致しました。またＭＶＰ賞はJ-WEST マグノ アウベス選手が、敢闘賞はJ-EAST 中澤佑二選手が、MIP（Most Impressive Player）賞はJ-WEST 中山雅史選手がそれぞれ受賞いたしました。
試合後の両監督、受賞選手のコメントは以下のとおりです。
●オシム監督（J-EAST）：
「どちらが勝ったとか負けたということことよりも、スタジアムにたくさんの観客が来てくれたことがよかった。
片方のチームはしっかりと全員でサッカーをしたという感じだった。もう片方のチームはひとりひとりが車（MVP賞の副賞）を狙いにいったサッカーをしてしまった。それが最終的に結果に出たと思う。
片方のチームはするべきプレーをしていたし、内容的にもよかったほうのチームが勝利した。
J-EASTは体の大きな選手が多く、少し走りの量は少なかったかもしれません。でも、いちばん大事なのは観客の皆さんに満足していただくということだし、やはり大事なのは選手たちに大きなケガがなかったということです。とにかくたくさんの観客にきていただけて、よかったです」
●反町康治監督（J-WEST）：
「昨年は新潟で、今年は大分での開催となりましたが、関東圏以外でこうしてたくさんの観客を集めて試合を行うというのは、サッカーを普及させる意味でも、非常によいこと。オシム監督がおっしゃったように、たくさんの観客が集まってサッカーの魅力を感じてもらえたのは、この上なくうれしい。オシムさんのチーム、ブッフバルトのチームにリーグ戦で勝ったことがないので、今日は勝ててうれしいです（笑）」
●MVP賞 マグノ アウベス選手（J-WEST）：
「受賞を非常にうれしく思っています。まずは、オールスターサッカーという、この舞台に選ばれてすばらしい選手の中でプレーできたことをうれしく思っています。全力でプレーできて、自分だけの力ではないがMVPも受賞できた。両チーム選手がよくやった、よいゲームだったと思います」
Q：MVPは最初から狙っていましたか？
「まったく考えていなかった。オールスターサッカーという舞台に立てたことに喜びを感じていたので、そこまで考える余裕はなかったです」
Q：MVPの感想は？
「僕自身が受賞したことよりも、チームが勝利できたことがうれしいと感じています。加えて、大分のオールスターサッカーだったので、サポーターの前で勝てたこと、勝利の場面を見せられたことがうれしいです」
Q：どんなプレーが評価されたと思うか。
「今日はグランドに入るとき、絶対に勝つんだという気持ちが相手よりも上回っていたと思う。ブラジル人として誇りを持ち、戦うんだという、いつものリーグ戦同様の気持ちで臨んだのがよかったのだと思う」
●敢闘賞 中澤佑二選手（J-EAST）：
「僕の得点はラッキーなものだったと思います。受賞は僕でなくても巻選手でもよかったかもしれない。
試合には負けてしまいましたが、僕の中ではオールスターサッカーには苦い思い出が多かった。今年は受賞できて、よい思い出になりました」
●MIP（Most Impressive Player）賞 中山雅史選手（J-WEST）：
「観客の熱い声援と、味方選手が僕を盛り上げてくれました。その結果、ゴールをすることができて本当によかった。今年は気持ちよく帰れます！ありがとうございました」
Q：もう1点取れそうな場面があったと思うが？ また、最年長ゴール記録更新の感想を。
「もう1点と言わず、もう2点くらい取れそうなチャンスがあったと思います。CKからのヘディングも惜しい場面があったのですが、そこはまだまだ自分の未熟さなのかもしれない。技術的な面をもっともっと高めていきたい。
年齢のことについては、自分の気持ちを持ってそれを振り払えるように頑張っていきたい。皆さんの応援がある限り、僕は走り続けたい」
