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プレスリリース

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2009/02/27 10:30

【 2009Jリーグキックオフカンファレンス 】鬼武健二Jリーグチェアマンコメント

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「皆さま、こんにちわ。
2009Jリーグキックオフカンファレンスにようこそお越し下さいました。誠にありがとうございます。こんなにも多くの方々の前でご挨拶させていただけることを光栄に思います。

いよいよ、今年のJリーグが開幕します。17年目となるシーズンを迎え、栃木SC、カターレ富山、ファジアーノ岡山と3つのクラブが新たに我々の仲間になり、Jリーグの理念に賛同するクラブが36クラブに拡大されました。
そして我々は今年、ひとつの大きなマイルストーンを通過しようとしています。あと、643524人でJリーグ通算入場者数が1億人を超えるのです。多くの方々に支えられて、Jリーグ百年構想はまた一歩前進することになります。

ファン・サポーターの皆さま、ホームタウンの皆さま、スポンサー、パートナー、サプライヤーの皆さま、またJリーグと多くの人々を繋いでくれる報道関係の皆さまのおかげだと思っています。心からお礼を申し上げます。

昨年から続く世界的な経済不況のなか、巷では『景気が悪い』という会話が挨拶代わりとなりました。その波はスポーツ界にも押し寄せています。Jリーグも決して例外ではなく、影響はあるのだろうと思っています。しかし、Jリーグはこの状況を否定的に捉えるわけにはいきません。いまだからこそがんばろう、元気を出そう、スポーツでもっと幸せな国をつくろう、そうした強い意志を持ってがんばっていこうと思っています。

Jリーグは、2010年までに年間総入場者数1100万人を目指す『イレブンミリオン』プロジェクトを続けています。これはJリーグの未来を勝ちとるための施策です。必ず達成しないといけないことだと思っています。その「イレブンミリオン」プロジェクトが3年目を迎えるにあたり、Jリーグと各クラブとで今年の目標について議論しました。その目標は1100万人です。2010年の達成を目標にしていますが、それを待たず、今年中の達成を目指します。

先程行われた監督会議で全監督に申し上げたことがあります。去年よりさらにおもしろいサッカーを、さらに力強く激しく、そして美しく。そうしたサッカーをしようと申し上げました。それが世界の舞台で戦うことに通じるはずです。
AFCチャンピオンズリーグ2009には、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、名古屋グランパス、ガンバ大阪の4クラブが出場します。2007年は浦和レッズが、2008年はガンバ大阪がアジアを制しました。今年も是非、Jクラブの力で3連覇を成し遂げたい。クラブの皆さまには、ぜひがんばってほしいと思います。

また、我々はいま2つの中期的な目標を持っています。未来に向かってやらなければならないこと、それは『人づくり』であり『夢づくり』です。5年、10年とかかるかもしれない。でもいま手をつけよう、改めて強化しようと思っています。

まず、ひとつめの『人づくり』。それは育成組織の充実です。数年前から手をつけ、着々と積み上げてきました。しかし、海外の例を見るとまだまだ頑張らなければいけない、もっと充実した組織を作らないといけないと感じる所があり、さらなる強化と積み上げを目指しています。Jリーグにいる多くの若手がどのように表舞台で活躍できるか、その機会をどうやって与えたらいいか、そうした環境整備にも力を入れていきます。
もうひとつ。それは、地域社会と一帯となったクラブ経営ができる人材を、どう育てるかという点です。昨年開設したゼネラルマネージャー講座も引き続き継続、強化していこうと思っています。5年先、10年先を見据えた強化こそ、いま一番求められていることかも知れません。

『夢づくり』のひとつとして『スタジアム』があります。スタジアムこそが夢づくりと言えるかも知れません。
私は、10年前に欧州を視察しました。もちろんサッカー専用のスタジアムで、ピッチが近く選手のプレーが見やすく、商業施設も併設され、スポーツジムやプール、一流のレストランがあり、コンコースには素晴らしいケータリングサービスがありました。さらにホテルまで併設され、毎日多くの人が出入りする、そんな状況を見てきました。しかし、視察を終えて知人や関係者にその話をしても、特別な反応はありませんでした。
昨年、Jクラブの若い担当者やホームタウン担当者を欧州に派遣しました。彼らの報告を受け、自分が視察したときよりもさらに進歩している印象を持ちました。それを知人、関係者に伝えたところ、『おもしろい』『やってみる価値がある』と前向きな返事をいただきました。日本のスタジアムに関する考え方が変わりつつあると感じました。先程お話ししたとおり、5年、10年かかろうとも思い切って前を向いて走ろうと思っています。

人が夢をつくり、夢が人をつくると思っています。

サッカーはおもしろい、サッカーは素晴らしい、激しい、戦っている、美しい、そうしたことをファン・サポーター、関係する方々にお伝えできるようにJリーグはがんばっていきます。それが地域を元気にし、地域もJリーグを強くしてくれると考えています。そのような思いを込め、2009Jリーグはスタートします。

本年も多くのご支援、ご協力を下さいますよう、よろしくお願い申し上げます」

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