「2009Ｊリーグヤマザキナビスコカップ」決勝 試合終了後の両監督会見のコメントは以下の通りです。
●城福 浩監督（FC東京）
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「我々は戦前の予想では苦しいであろうと言われていたが、それは非常にフェアな評価だったと思う。選手のケガの状況や選手層の厚さでは、間違いなく川崎Ｆに分があった。ただ決勝に至るまでも全員で勝ち星を重ねてきたし、今日ピッチに立てなかった選手、ケガあるいはベンチに入れなかった選手の無念さが力になって、（ピッチ上の）選手は戦ってくれた。まさに全員で勝ち取った勝利だった。
また、ファン・サポーターの方たちもこの瞬間を待ちわびていたと思うし、とにかく腰を引かずに、真っ向から川崎Ｆと戦って勝利を得られたことが自信になる。リーグで（川崎Ｆに）2敗した課題に向き合いながらやってきた証明ができた。今日の優勝をきっかけにチームがステップアップできればいいし、そうしなくてはいけないと強く思う。
今日は両クラブのファン・サポーター全員の力で、素晴らしい決勝をやれたことを誇りに思うし、選手、スタッフと戦えたことを誇りに思う」
●関塚 隆監督（川崎フロンターレ）
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「この大舞台でタイトルに手が届かず残念だし、多くのファン・サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいです。先制点を奪われた後の落ち着きというか、しっかりと自分たちのサッカーをいかに90分間できるかというところで、我々の弱点が出てしまった。
もっとシンプルにサイドからボールを動かしていけばいいところを、強引な形が多くなってしまい、最後のところで切り崩せなかった。その辺りをもっと立て直さないといけない。力がある選手がいるだけに、大舞台になるほどこういう心理状態になる。しっかりとチームとしての形を作っていかないといけない。FC東京には本当におめでとうという気持ちです」
