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　Ｊリーグは、来る3月31日（水）に「２０１０Ｊリーグヤマザキナビスコカップ」の開幕を迎えます。

　予選リーグは、ＡＦＣチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出場する鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島の４チームを除いたＪ１の14チームを2グループに分け、各グループで1回戦総当たりのリーグ戦を行います。決勝トーナメントは予選リーグ各グループ上位2チームおよびＡＣＬ出場4チームの合計8チームによりホーム＆アウェイ方式のトーナメント戦を行います。

　1992 年の開幕以来、18 回目の開催となるヤマザキナビスコカップ。2009 シーズンまでの累計総入場者数は9,827,335人。2010年大会では、早い時期にヤマザキナビスコカップ総入場者数1000万人突破が予想されます。
　また、決勝トーナメント準決勝第2戦には、1992年開幕からのリーグカップ戦通算1000試合目を迎えます。11月3日（水・祝）国立競技場での決勝は実に1001試合目の戦いです。歴史を重ねて数々の若いヒーローを生み出してきたヤマザキナビスコカップ。2010年の栄光の頂点に立つのはどのクラブか。熱戦の幕開けに注目が集まります。

　昨年の覇者であるＦＣ東京が入った予選リーグＡグループには、久しぶりの本大会出場となるベガルタ仙台とセレッソ大阪が入りました。仙台の開幕はアウェイでのアルビレックス新潟戦。過去にリーグカップ戦での対戦はなく、リーグ戦でも2001年以来の対戦となります。Ｃ大阪の登場は第２戦からとなります。
　2 度のタイトルを獲得したＦＣ東京は開幕戦で名古屋グランパスと対戦します。両クラブの対戦成績は過去リーグ戦でも通算8勝4分8敗、ヤマザキナビスコカップでも通算１勝0分１敗と全くの五分。昨年のカップウィナーは開幕を勝利で飾り、決勝で再び国立競技場に戻ってくるのか。大会の行く先を占う一戦となるでしょう。
　京都サンガＦ.Ｃ.はホームの開幕に大宮アルディージャを迎えます。両チームともヤマザキナビスコカップでは初対戦。順調な補強をしている両チームだけに楽しみな対戦です。

　一方のBグループは、過去に優勝経験のある4チーム（浦和レッズ、横浜 Ｆ・マリノス、清水エスパルス、ジュビロ磐田）が顔を合わせることとなりました。
　2003 年のカップウィナー・浦和の開幕戦は1998 年覇者の磐田との対戦。過去の対戦成績はほぼ互角ですが、2004年以降のリーグ戦、リーグカップ戦では9勝2分2敗と浦和が大きく勝ち越しています。若返りを図る磐田がどんな戦いを挑んでくるのか。Ａグループの仙台、Ｃ大阪同様、久しぶりの本大会出場となるのが湘南ベルマーレ。実に13年ぶりの対戦となる清水を率いる長谷川健太監督は選手時代に湘南と対戦しており、3戦で2得点と抜群の相性。監督となった本大会での手腕が楽しみです。2001年のカップウィナー 横浜 ＦＭはホームでモンテディオ山形を迎えます。両クラブは過去リーグ戦でも2回の対戦しかなく、未知数の闘い。横浜 ＦＭの木村和司新監督の采配にも期待が集まります。ヴィッセル神戸は第２節からの大会参加になります。

　決勝トーナメントはＦＩＦＡワールドカップTMを挟んでの開催となり、若手からベテランまでクラブの総力が問われる本年のヤマザキナビスコカップにどうぞご注目ください。
　なお、本大会は予選リーグから決勝までフジテレビ／ＢＳフジ／フジテレビONE、フジテレビTWOを中心にテレビ放送を予定しています。詳細についてはＪリーグ公式ホームページでご確認ください。

■予選リーグ 第１節 日程／テレビ放送予定

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