本文へ移動

今日の試合速報

第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待
第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待

プレスリリース

一覧へ

2011/04/22 11:00

【Jリーグ再開に関する記者会見】Jリーグ大東和美チェアマンおよび鹿島、横浜FM、川崎F、仙台の各監督コメント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

明日からのJリーグ再開に向けて、Jリーグ大東和美チェアマン、オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)、木村和司監督(横浜FM)、相馬直樹監督(川崎F)、手倉森誠監督(仙台)が出席し、記者会見が行われました。
会見に出席した各者のコメントは以下のとおりです。

●Jリーグ大東和美チェアマン:

「皆さん、こんにちは。本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。
Jリーグは明日、23日、再開します。ご存じのように中断を決定してから、ちょうど6週間となりました。特に被害が大きかった仙台、鹿島、水戸につきましては、現在、スタジアム、そしてクラブハウス等が急ピッチで復帰中であり、ご不便をお掛けしております。
私は今回の中断にあたり、二つのことを感じました。まずひとつは、被災した現地に行って、クラブスタッフや選手を見て、現場の力の大きさ、現場の力をフルに発揮すれば早く元に戻れることを確信しました。改めて結束力、現場力の強さを感じました。また、チャリティーマッチ等を開催して、サッカー界、ファン・サポーター、また個人の皆さんが何か役割を果たそうと必死で動きました。サッカーに関係する皆さまの全体のパワーを感じました。
既に、各チームは活動を続けております。ACLの戦い、練習試合、チャリティーマッチ等で調子を上げてきております。明日、選手たちは様々な思いを抱いて、全力を出し切って、エキサイティングな試合を展開してくれると確信しております」

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

「Jリーグ再開にあたり、色々な気持ちが混ざりあっています。鹿島の皆さんも2度と味わいたくない苦しみを経験しました。Jリーグが中断せざるを得ない状況の中で、選手には被災地の出身者もいて、被災地の事も心配だったと思います。ただ、Jリーグを戦い続ける事へのフォーカスだけは失わないように選手とは接していました。中断してから1日でも早くJリーグが再開できればという気持ちはありましたし、日本の事(これまでにも困難から復興してきた歴史)を考えれば、早い段階で再びJリーグの戦いができるのではないかと思っていました。
また、クラブの代表者の一人として、Jリーグを始め、全クラブの監督・社長にも感謝しています。鹿島、仙台、水戸がスムーズに再開できるように色々とご協力いただきました。また、国立競技場の関係者の皆さんにもカシマスタジアムで試合ができない中、調整をしていただいた事に感謝したいと思っています。我々が皆さんに感謝を示す方法はピッチ内でしかありません。鹿島の力強さをピッチの中で選手と共に表現していければと思っています」

●木村和司監督(横浜FM):

「まず今回被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、Jリーグの仙台、鹿島、水戸の関係者の皆さまにもお見舞い申し上げます。
明日の試合ですが、強いチーム、良いサッカーをして常に上位に出てくる鹿島というクラブに対して、いかに自分たちのサッカーができるかと。今シーズンが始まった当初、全タイトルを取ると選手に高い目標を持たせてきました。やはり鹿島に勝たないとそういう目標は達成できないと思っているので、ぜひ良いサッカーをして、できれば良い結果で(試合終了の)ホイッスルを聞きたいと思っています。
常に選手にも言っているのですが、ファン・サポーターを喜ばせる楽しませるサッカーをしたい。また被災された方々に見ていただいて、少しでも元気、勇気、そしてやる気が出るようなサッカーができればと思っていますし、サッカーを知らない人にも避難所で見てもらいたいと思います」

●相馬直樹監督(川崎F):

「まずは、今回被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。明日リーグ戦再開という事になり、いま自分たちができる事は何かと色々考えましたが、やはりサッカーだと。選手である以上、サッカーで元気、勇気を伝える事かと思っています。
再開のゲームで、今回の災害で一番被害が大きかった仙台と対戦します。強い思いを持って試合に臨んで来られると思います。それを上回るサッカーに対する真摯な思いを見せ、そして見て下さった方に勇気を与えられるようなゲームを選手たちにはしてもらいたい。もちろん結果も欲しいですが、一番はそういう姿、想いをぜひ明日のピッチ上で選手たちと一緒に表現したいと思います」

●手倉森誠監督(仙台):

「明日の再開にあたり、こうして記者会見が開かれました。3月11日、あの場にいて、あの地震を経験して、ようやくここまで来たなと感じています。あれからJリーグ、Jクラブ関係者、ファン・サポーターを含め、多くの方のご支援をいただき、なんとかここまで辿り着くことができました。ありがとうございました。
いま、日本は注目されています。Jリーグが再開されて全チームが元気な姿を見せられれば、それが日本の良いアピールになるだろうと思います。我々ベガルタ仙台としては、このJリーグで元気な姿を見せ、活躍することで、東北に勇気や希望を与えることができるだろうと思います。ベガルタ仙台を生き甲斐にしてくれている人、被災して希望を失いかけている人たちの希望の光に少しでもなれるよう、明日から力を注ぎたいと思います。
ここまで、我々のチームや選手たちにとって色々な思いが交錯した期間でした。本当にサッカーをやっていて良いのか、本当に勝負できる状況にまでなるのか、練習試合を組んでくれたチームなどの協力もあり、ようやく明日の川崎フロンターレ戦を戦う準備ができたと実感しています。中断期間中は練習試合だけでなく『仙台にがんばってもらいたい』というたくさんの応援を受け、本当に感動しました。
実際に明日の公式戦が始まるときにどんな感情が生まれてくるのか、はっきり言って見当もつきませんけど、ものすごい雰囲気になるだろうと、そういったものをイメージして明日戦う準備をしていて欲しいと、今日、選手たちに伝えました。明日の等々力の試合は、東北の被災された方々の意を汲んで、とにかく、いま出せる力を全て注いで、全力で戦う姿を見せたい」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第11節
2024年5月3日(金)19:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ