本日、都内ホテルにて「２０１１Ｊリーグヤマザキナビスコカップ」決勝前夜祭を行いました。壇上でのコメントは以下の通りです。
●大東和美Ｊリーグチェアマンコメント
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「2011Ｊリーグヤマザキナビスコカップ決勝前夜祭に、ようこそお越し下さいました。
ヤマザキナビスコカップ決勝が、いよいよ明日、浦和レッズと鹿島アントラーズの顔合わせで開催されます。7年ぶりの浦和レッズと5年ぶりの鹿島アントラーズという日本を代表する人気クラブの対決となり、真紅に埋め尽くされた明日の国立競技場を想像すると、私自身、興奮を感じています。
そして、私がもう一つ強く感じていること、それは今年のヤマザキナビスコカップを行うことができたことに対する感謝の気持ちです。
明日の決勝を無事に迎えることができたのは、何よりも大会特別協賛社であるヤマザキナビスコ株式会社様ならびに飯島社長の一方ならぬご支援、ご協力を賜りましたおかげでございます。本当にありがとうございます。
3月11日の東日本大震災により、Ｊリーグの日程が大幅な変更を余儀なくされる中、大会方式の変更に際し、その判断を我々Ｊリーグに一任するというご返答をいただきました。そして、ヤマザキナビスコ様におかれましても工場が被災し、甚大な被害を受けたにも関わらず、ナビスコカップ開催のために全く変わることなくご支援をいただきました。
あわせて、被災地の子どもたちへのスポーツを通じた復興支援の取り組みである「Power to the KIDSプログラム」にもご賛同いただき、被災地を中心とするＪ1全18クラブのホームタウンでサッカークリニックを40回実施。Ｊクラブの選手たちの協力もあり、数多くの子どもたちに大変喜んでいただきました。また、ナビスコカップの1ゴールに対して11個のボールを寄贈する「Power to the KIDS 1 goal for 11 balls」では、今年は準決勝までに80ゴールが生まれ、880球の寄贈が既に決定しております。明日の試合では、子どもたちを招待する予定でもあります。
Ｊリーグヤマザキナビスコカップは来年、記念すべき20回目の大会を迎えます。1992年から長きに渡り、Ｊリーグの発展のために多大なる貢献をいただいているヤマザキナビスコ株式会社に、心より感謝申し上げますとともに、これからも共に力を合わせて、より大きな大会を目指してがんばっていこうと思います。
ファイナルの舞台に立つ選手たちへは、このような決勝の舞台を整えてくれたすべての方々、また、明日の国立競技場を埋め尽くしてくれるファン・サポーター、全国でテレビ観戦してくれる方に対して、全力を出して、フェアプレーで戦ってくれることを期待し、私のご挨拶と代えさせていただきます。ありがとうございました」
