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●ネルシーニョ監督（柏）：
「シーズン初戦という事で、お互いに本来のリズムではなく、特に立ち上がりはＦ東京の勢いに押しこまれるシーンが目立った。守備に回ることが多く、ボールを奪ってもすぐに奪われたり、自分たちのミスから連続した攻撃を受ける流れが多かった。守備のオーガナイズを探しているなかで、ジョルジ（ワグネル）のゴールがチームに落ち着きをもたらしてくれた。その後は、梶山（Ｆ東京）にゲームを作らせないようにケアしながら、安定した形で前半を折り返すことができたと思う。
後半になると、色々な形からいい場面をつくられて押し込まれる時間もあったが、我々もカウンターでいくつか決定的なチャンスがあったので、そこで追加点を取ることができればまた違った展開になったと思っている」
●ランコ ポポヴィッチ監督（Ｆ東京）：
「こういう結果なので心から楽しむ事はできなかったが、キャンプが終わって初めての公式戦という事を考えれば悪くなかったと思う。試合を通して私たちが主導権を握りプレーできた。
フィニッシュの精度を欠き、結果につなげる事はできなかったが、見ていた皆さんにも何を目指しているのかは示せた。サッカーには勝ち負けがあるので、今日は最後のところで運が足りなかったという事。
柏は前半1本目のシュートをゴールに結びつけて、3本目のシュートで2点目を奪った。それが経験の差だと思った。今日の結果は、素直に柏におめでとうと伝えたい」
