本日行われた『東日本大震災復興支援 2012Ｊリーグスペシャルマッチ』開催発表会見でのＪリーグ大東和美チェアマンのコメントは以下の通りです。
●Ｊリーグ大東和美チェアマン：
「皆さんこんにちは。お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。東日本大震災から15ヶ月が経過しようとしています。被災地におかれましては復興に向けて力強く進もうとしていますが、その道が容易ではないことは皆様もご承知の通りと思います。
ＪリーグとＪクラブは震災発生直後より、我々が実施する復興支援活動について『チカラをひとつに。TEAM AS ONE』をスローガンとして活動をしてきました。このスローガンには、Ｊリーグ、Ｊクラブ、選手、ファン・サポーターまた、被災地の復興を願うすべてのサッカーファミリーの力を結集させ、みんなでひとつのチームとして団結し、前に進んでいこうという思いが込められています。
思い出せば、昨年の3月29日に行いましたチャリティーマッチにおいても、Ｊリーグ選抜チーム名を『Ｊリーグ TEAM AS ONE』と名付けました。その後も各クラブによる復興支援活動、選手の被災地訪問など、我々ができることを考え、各クラブ、選手が全力で取り組んできました。
また、2012年シーズンを迎えるにあたりまして、復興支援活動に対して、Ｊリーグは決して忘れないというテーマをもって活動を始めました。そして、この度Ｊリーグの復興支援活動の一環として、7月21日に『東日本大震災復興支援 2012Ｊリーグスペシャルマッチ』を県立カシマサッカースタジアムで開催することにしました。震災で大きな被害を受けたスタジアムにＪリーグのプレーヤーが結集し、最高のプレーを皆様にお見せすることで、Ｊリーグとして復興支援を力強く進めていくということを表現できればと思います。
この試合では、被災地の選抜チームには再び『Ｊリーグ TEAM AS ONE』と名付けまして、『Ｊリーグ選抜チーム』と戦います。今日は代表してベガルタ仙台の関口訓充選手、鹿島の小笠原満男選手にお越しいただきましたが、2人にもこの試合にかける思いや、皆さんにお伝えしたいことなどを語ってもらいたいと思っております。
2012シーズンに入り、Ｊリーグは被災地のサッカーへの復興支援を目的とした『TEAM AS ONE募金』を立ち上げました。また、ＪＦＡ復興支援特任コーチである加藤久さんとも連携し、被災地のサッカーファミリーのニーズをくみ取り、適切な支援を行っていきます。現在、簡易照明施設の提供を計画しております。こちらは具体的な活動が決まり次第お伝えします。
併せまして、本日のこの会見終了後には小笠原選手が発起人である『東北人魂を持つＪ選手の会』の新たな支援活動についても紹介があると聞いています。私は、チェアマンとしてＪリーグのプレーヤーたちが継続的に復興支援活動を行っていることを嬉しく思いますし、Ｊリーグとしてもできる限りサポートしていきたいと思っています。最後になりますが、この試合に対しまして格段のご配慮をいただきました協賛各社の皆様をはじめ、ご協力いただくすべての皆様に心から感謝を申し上げます」
■東日本大震災復興支援 ２０１２Ｊリーグスペシャルマッチ コーナーはこちら »
