●手倉森 誠監督（ＪリーグＴＥＡＭ ＡＳ ＯＮＥ／仙台）：
「まず、今回の復興支援マッチで、被災地クラブとして被災地出身者のメンバーで組んで、小笠原キャプテンも言っていましたけれど、『勝たなければいけないのは我々の方だ』と。『今日示すパワーが復興に向けたパワーになると信じて、心に刻んで戦おう』という話をしました。
本当に一進一退のゲームで、前半をしのいで1点取れて、後半にまた得点を重ねて勝てたことに非常に満足しているし、デルピエロさんも『後半の10分までだ』と言っていたけれども、それ以上やってくれてしかもゴール付きということで、サッカー界がまた、被災地を盛り上げるサッカーの楽しさを伝えることができたのではないかと。もちろん、Jリーグ選抜も。
本当にいい雰囲気の中で、TEAM AS ONE が勝てたということはよかったと思います」
●ネルシーニョ監督（Ｊリーグ選抜／柏）：
「今日のゲームでは観衆を沸かせるスペクタクルなゲームをしなくてはならないという使命がありました。今日は負けはしましたが非常に見せ場は作ったと思うし、内容も、チャンスは何度も作ったがミスで得点にならなかったという試合でした。我々はＪリーグを代表する選手を使って2つのチームを作り戦ったわけですが、組織力の部分で我々が劣っていたと正直思います。ただこのような試合に参加できて光栄だし嬉しく思います。
この試合は必ずＪリーグと日本サッカーの歴史に残るゲームなので、全員の選手たちをこの試合に参加させたいという意味合いも伝えたし、前半でひとつのチーム、後半でひとつのチームという形で全員に参加してもらいました」
