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2013/11/02 09:00

レポート【2013Jリーグヤマザキナビスコカップ】試合終了後の会見コメント:ネルシーニョ監督(柏)

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2013 Jリーグヤマザキナビスコカップ 決勝、試合終了後のネルシーニョ監督(柏)のコメントは以下の通りです。

「両チームがすべてを出して戦い、非常に競い合った試合でした。柏は個人の気迫、チームの戦術において辛い時間が長かったですが、崩れることなく個々人が対応してくれた結果だったと思います。
前半はじめから、守備からのカウンターという形が今日のゲームの主な流れでした。後半追加点のチャンスのクオリティなど突き詰める部分はもちろんありますけれど、今日はこういう結果なので、とにかく私が選手に伝えてきたことを彼達が信じて実行してくれたことに感謝したいです。
土曜の(リーグ戦での)敗戦のあとに私がみなさんに話したことが証明されたと思います。あの時、『負けはしましたが、この試合、この相手、このやり方に対する理解度は深まり、負けはしたがいいものが残った』と。そういうものを大事なFINALを獲るために選手がまた出してくれたと。そして結果につながったということで、選手を心から祝福したいと思っています」

Q:ACLでの経験がメンタル面で成長をもたらしたのでは?
「彼らとは4年半ともに歩いてきましたが、彼らは常に聞く耳を持ち、信じて実行し続けてきてくれています。各大会での目標は『勝つこと』に変わってきていて、マインドもタフになっています。何より大事なのはそれぞれがチームのために、あとは戦術やゲームプラン、規律を重んじる気持ちを一人残らず強く持っているということです。その積み重ねで彼らとまた一つタイトルを獲る事につながったと思います」

Q:藤田(優人)選手に代えて太田(徹郎)選手を入れた目的は?
「理由は怪我です。接触の所で膝を捻ってしまいました。彼は気持ちが強い選手なので、やれるところまでやってくれましたが、ハーフタイムでドクターからストップが入りました。太田に関しては練習でも話しながら伝えていましたので違和感なく入れたと思いますし、よくやってくれたと思います」

Q:最後までボールウオッチャーになる選手が一人もいなかったと思うのですが?
「今日のゲームに関して言えば、ハーフタイムで『後半はさらに圧力をかけられる時間が多くなる』と話しました。浦和はパスを回すのがうまいし、ハーフコートからアタックゾーンの質も高いので、その中で我慢強く状況を把握しながら声を出そうという、いつも伝えている事を伝えました。
浦和の様なチームでも攻め疲れは出るし、しぶとく守って球際で負けない強さなど細かい局面で選手はダメージを食らっていくもので、私は守備をしながらでもそういったダメージを与える事もできると思っています。
彼らにはずっとそれを伝えてきたのでその大事さを知っていますし、今日は決勝という事で更に研ぎ澄ませて臨んでくれたと思います。後半相手の攻撃のボリュームもあがりましたが、選手がよくやってくれました」

Q:出場停止の大谷選手の代わりに茨田選手を起用したが、この一週間で彼に対してどういった指導をしたのか?また今日の彼のパフォーマンスについてどう評価しているか?
「茨田はレギュラー格の選手だと思っていますが、特にボランチで、システムを使い分ける時に助けてもらっています。大谷が出られないなかで大谷が出た浦和戦を分析して自分の役割を確認してもらいました。彼はもともとセンスもありますし、今日のゲームの状況を見て守備で体を貼ったり、またはスペースを消すという形で今日の勝利に貢献してくれたと思っています」

Q:谷口選手を起用した目的は?
「このシステムはキャンプから練習を始めていましたが、当時はまだ試合で使えるレベルではありませんでした。シーズン中に色々な状況で解決策を探す中で、あのポジションでの鈴木大輔の能力を発見できました。そこからいいレベルまで上がってきて、それを起用しながら来た中での欠場ということだったのですが、3バックの3人のうち1枚はボールを持って組み立て役ができる選手が必要でした。特にワントップの時はそういうビルドアップの仕方が活きてくるので、大輔の穴を他のセンターバックで埋めるよりも、元々器用なボランチ、上も強い谷口を使おうと考えました。この準備期間に彼とも話して理解を深めてもらいました。入りはよかったがイエロー後で1対1の対応に臆病になってしまった印象も受けましたが、いい仕事をした一人だと思います」

Q:毎年タイトルを獲り続けているが優勝できる監督の条件とは?
「私が答えられる事はシンプルで、選手との信頼関係・選手とリスペクトの関係です。それがあれば選手はミッションを実行してくれます」

Q:いい時間帯に早めのクロスからの得点だったが、それは狙い通りだったのか?
「試合前に藤田とジョルジワグネルに要求したことの一つに、彼らのサイドから危険なクロスを入れる事があげられます。ゴール前の3人という数を活かすためには、クロスの質とタイミング、すべて含めて個人の判断を高める部分を改善してきました。チームが練習してきた得点を取るオプションの一つを、彼らがあのタイミングで実行してくれたと思っています」

・会見の最後にネルシーニョ監督から。
「決勝で勝ったチームがどうしても目立ってしまいますが、今日の相手のペトロヴィッチ監督の率いる浦和は、私のサッカー人生の中で一番難しい相手だったと思っています。戦術も個人の質も、整理したサッカーが出来ていて彼の監督としての能力は凄いですし、彼らの才能と共に日本サッカー界で仕事ができている事を誇りに思います。ありがとうございます」

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