2014/08/19 10:30
【2014Jリーグ J1リーグ戦/J2リーグ戦】7月度の「コカ・コーラ Jリーグ月間MVP」決定 ~ J1:西川 周作選手(浦和レッズ) / J2:上田 康太選手(ファジアーノ岡山) ~
各月のリーグ戦(J1、J2)において最も活躍した選手を表彰する「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」7月度の受賞選手が決定いたしました。
J1は浦和レッズの西川 周作選手、J2はファジアーノ岡山の上田 康太選手に決定しました。西川選手は2013シーズン7月度に続き2度目の受賞、上田選手は初受賞となります。
2013シーズンに新設された「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」は、サッカーの魅力を広く伝えていくことで、より多くの皆様に、サッカーならではの感動や最高の喜びを共有する機会を提供し、Jリーグの楽しみ方をお伝えすることを目的に、創設された賞です。受賞選手には賞金として、J1は30万円、J2は20万円が授与されます。
受賞選手の表彰は各所属クラブのホームゲームにて実施いたします。
■2014Jリーグ J1リーグ戦/J2リーグ戦 月間MVP 7月度受賞選手
<J1> 西川 周作 選手(浦和レッズ/GK)
<J2> 上田 康太 選手(ファジアーノ岡山/MF)
<Jリーグ選考委員会による総評>
●西川 周作選手
7月に開催された全3試合に出場し、チームの無敗に貢献。
4月の第10節から続いた7試合連続無失点は、J1リーグ戦記録を更新する偉業となった。
7月の成績では、枠内にシュートされた15本のうち、セーブ数が2位タイとなる14本、セーブ率は93.3%と高い数字を誇る。特に第15節の新潟戦、第16節の徳島戦において、相手との1対1をセーブするなど、ピンチを確実に防ぐ集中力を維持する姿勢が評価される。第17節の鹿島戦で1失点し、チームの連続無失点記録が途切れたが、その後、崩れることなくチームを支えた。パスを受ける回数がGK内で各月トップの数字を誇り、パス回しに参加しながらチームのバランスを整えるコーチング能力にも長けている。
J1史上初の2度目の受賞となった。
●上田 康太選手
3月25日に大宮アルディージャより期限付き移籍加入してから、安定したプレーで攻守両面において活躍。移籍加入後の第5節から試合に出場し、第7節でフル出場を果たすとチームのペースメーカーとなり、中盤でゲームをコントロールし、チームの柱になっている。上田選手の活躍と共にチームは第9節からの16戦無敗で、19位から4位に躍進している。
7月の4試合も2勝2分と無敗を維持しており、チーム全体としても月間で10得点と攻撃力が向上しているのは明らか。正確な左足のキックでチームのコンダクターとなりつつある。プレースキッカーとしての貢献度も高く、第23節の栃木SC戦では、コーナーキックで追加点をアシスト。安定したプレーぶりでチームのさらなる上位進出に期待を持たせる活躍。
※データ提供:データスタジアム(株)
<受賞コメント>
●西川 周作選手
「このたびは、7月の『コカ・コーラ Jリーグ月間MVP』に選出していただき、ありがとうございます。昨シーズンも同じ7月に選出していただいていて、2年連続で同じ月なので驚いています。7試合連続無失点試合という新記録を樹立できましたが、これからもチームの勝利に貢献できるようなプレーをファン、サポーターのみなさんにお見せしたいと思います。タイトル獲得に向けて、これからも一緒に戦いましょう。」
- 宮本特任理事からの質問と西川選手からの回答
Q1:ビッグセーブで防ぐだけでなく、ピンチの数自体を減らせているように見えます。失点が少ない理由を分析してください。
A1:まず、このチームは失点やミスから学ぶことができ、次の試合に生かせていることが挙げられます。また、チーム全員がハードワークしながら集中が切れることなく、攻守の切り替えが速いサッカーができているからだと思います。Q2:2014FIFAワールドカップブラジル大会でGKへの注目度が高まりましたが、西川選手が理想としているGK像について教えてください。
A2:ワンプレーで試合の流れを変えられるような、ここぞという時に止めることができるGKがチームに安定感を与えると思っています。そして、GKも「フィールドプレーヤーの1人」という意識で、攻撃にも加わり、得点チャンスを演出できるGKが理想です
●上田 康太選手
「この度は、7月度『コカ・コーラ Jリーグ月間MVP』に選んでいただきまして、ありがとうございます。僕が選ばれたのも、監督をはじめ、スタッフ、チームメイトみんなのおかげと思っています。
岡山は、今、全員のハードワークが良い結果に繋がっていますが、J1昇格に向けて、更にハードワークしていきたいです。そして、サポーターの皆さん、いつも熱い応援ありがとうございます。今回のMVP受賞も皆さんの応援があってこそと感謝しています。
熱い応援これからもよろしくお願いいたします。」
- 宮本特任理事からの質問と上田選手からの回答
Q1:途中加入後、先発に定着してからは9勝8分1敗(それ以前は1勝2分3敗)と、チームが劇的に変わりましたが、どんな変化を与えたと思いますか?
A1:自分の求められている役割は、「中盤で落ち着かせること」と「縦パスを入れること」で、チームのボールの流れをスムーズにするよう心掛けています。そうすることで、攻撃の起点になれているのかもしれません。これに加えて、今後も守備でも、もっとハードワークを続け、チームに貢献したいです。
■月間MVP 最終選考に残った選手
【J1】 | 宇佐美 貴史 選手(ガンバ大阪/FW) 全3試合に出場し3得点をあげ、チームの月間3連勝の立役者となった。全8本のシュートをすべて枠内に入れるなど、巧みな足技が光る。 |
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【J2】 | ウェリントン 選手(湘南ベルマーレ/FW) 第21節から第23節において、3試合連続で先制点をあげる活躍を見せた。 |
■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 7月度受賞選手 表彰式 実施対象試合
受賞選手 | 表彰式 実施対象試合 |
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西川 周作 選手 (浦和レッズ) |
日程調整中 ※決定次第、プレスリリースにて発表いたします。 |
上田 康太 選手 (ファジアーノ岡山) |
9月6日(土) 2014Jリーグ J2リーグ戦 第30節 ファジアーノ岡山 vs ジュビロ磐田 18:30キックオフ / kankoスタジアム |
■参考資料:コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 概要
名称 | コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP (Coca- Cola J.LEAGUE MONTHLY MVP) |
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対象大会 |
2014Jリーグ J1リーグ戦 2014Jリーグ J2リーグ戦 ※Jリーグヤマザキナビスコカップは対象外 |
対象選手 | 上記に出場した選手 |
選考方法 | サッカー専門メディアとJリーグからなる選考委員会による選考 |
賞金 | 賞金 J1:300,000円、J2:200,000円 |
■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 受賞選手
月 | J1 | J2 |
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3月 | 塩谷 司 DF サンフレッチェ広島 | 永木 亮太 MF 湘南ベルマーレ |
4月 | レオ シルバ MF アルビレックス新潟 | 遠藤 航 DF 湘南ベルマーレ |
6月 | ー | 金森 健志 FW アビスパ福岡 |
7月 | 西川 周作 GK 浦和レッズ | 上田 康太 MF ファジアーノ岡山 |
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