ヴァンフォーレ甲府は地域の様々な特徴的な支援を受けています。存続の危機に直面した2001年からこうした支援が展開し、「広告スポンサーなどの高額な支援は出来なくても自分たちの出来る事で選手に力を発揮してもらいたい。」という地域の商店の熱い気持ちからこのような活動が始まりました。今回はその支援のひとつをご紹介します。

山梨県富士吉田市にある企業「富士シーラー食品」のとうふ直売店「とうふ工房 卯の花」さんからは今シーズン何度も「豆腐」をプレゼントしていただいています。

店長の佐藤さんは「県内唯一のプロチームの役に立ちたい」と昨季から毎月チームに豆腐を贈ってきました。10月27日には30日にサガン鳥栖戦を迎えるヴァンフォーレ甲府に出来たての豆腐を製造。青大豆で作った緑色の物や、バジルが入ったサラダ用など数種類の豆腐を配りました。佐藤店長は「自家栽培の大豆と富士山のわき水で作っており、良質のたんぱく質やバナジウムが含まれていて体に良い。チームには夢を実現できるよう頑張ってほしい」とエールを送っていました。

豆腐を頂いたFW山崎光太郎選手は「ごま豆腐、おいしいです」と卯の花さんにごま豆腐をリクエスト、MF藤田健選手はお母さんまでがおいしくて浜松まで取り寄せているという代物です。

とうふ工房 卯の花HP　http://www.mfi.or.jp/fujicla/unohana/