11月18日（火）、大分トリニータU-18選手・スタッフ40名を対象に「マナー・コミュニケーション研修」が大銀ドーム会議室にて開催されました。
講師は、大分県出身のタレント・心理カウンセラー「こころ応援家」のつだ つよしさん。
昨年に引き続き、将来クラブを背負って立つアカデミー選手（高校生）に向けて、サッカー以外の世界で活躍する方を招き、講習会を行いました。大分で生まれ育ち、大分と子どもたちをこよなく愛するつださんから、今までのご自身の経験談や、心理カウンセラーとしての視点から人とのコミュニケーション、これからの将来へ生かす心のあり方など、笑いと実践を交えて、楽しく心に響く貴重なお話をして頂きました。
まず、つださんからマナー・コミュニケーションの基本でもある「言葉の持つ力」と「あいさつ」について心がけてもらいたいことをアドバイスをもらいました。
どんな言葉を使うかによって、自分の心やチームの雰囲気が変わるといこと。ネガティブな言葉を使うのか、ポジティブな言葉を使うのかによって、人の心は変わっていくということを教えていただきました。さらに、人に気持ちを伝えるためにはまずはあいさつが大切であり、あいさつには、３つのキーワード【目・３・笑】が重要であるとお話しされました。どんな人にも同じように、笑顔で相手の目を３秒間見て、大きな声であいさつを伝えることで好印象となり、コミュニケーションが円滑になっていきます。周りの人から応援してもらえる愛されるサッカー選手になるためにも大切にしてもらいたいとお話しいただきました。
また、コミュニケーションとは【理解する力・伝える力・聴く力】の3つの要素があり、相手の言いたいことは何なのかを理解しようとすることや、態度や話し方など伝え方が相手にわかりやすいかなどを考えることが大切だと知りました。常に気を配って確認をする癖を付けようと選手たちへ気付かせてくれました。
最後に、つださんは全てにおいて、人の心の持ち方がいちばん大切であることを伝えてくれました。心を変えようと思ってもすぐに心は変わらない。まず、行動すること。行動が変われば、心が変わる。心が変われば、正しい行動（前向きな言動）になり、自らの夢や目標達成に繋がっていくと。さらに、目標設定は自分の立てた目標の２・３歩先の未来を見据えて取り組むことや、夢を持つ上で自分+他人のためになるような夢を持つこと、人にありがとうと言うだけではなく人からありがとうを言われる人間になろうと、実体験で学んだ成功・失敗談を伝授してくれました。
選手たちは、つださんの豊富なボキャブラリーで笑いありの楽しい言動を心に刻み、今後の自覚ある言動を身につけて活躍すると力強く誓いました。
