6月17日（水）、東京ヴェルディでは、トップチーム選手・スタッフ対象に、メンタルトレーニング講習会を実施しました。
講師は、スポーツドクター・辻 秀一さん。スポーツ心理学を日常生活に応用したスポーツ心理学をベースに、パフォーマンスを最適・最大化する心の状態「Flow」を生み出すための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開し、スポーツ界をはじめ、ビジネス界や教育界、音楽界などに広く支持を受けています。
当日は、メンタルトレーニングの講師をお招きし、個人としてまた組織として、パフォーマンスを向上させ、心の揺らぎととらわれを生み出す、心と脳の普遍的なシステムを学びました。
講習の構成は、「自分の心を整える」ことから始まりました。
辻さんから学んだことを要約すると、『人には心の状態が存在しており、その心の状態は、「フロー（ゆらがず、とらわれず）」と「ノンフロー（ゆらいで、とらわれる）」の２つしかない。いかに、「ノンフロー」から「フロー」な状態にできるか？が大事。
心を整えるために、「ライフスキル脳」を働かせることで、気づく力や自分が何をすべきなのか？ を養成することができる。
最終的にはその個々の「フロー」な状況を、チームとして生み出すためには、自立と信頼と共有の中で、まずは一人一人が自己責任を果たし、やるべきことをやり、各自が「心（フローな状態を習慣化）」と「体（自身の体を作る習慣化）」を身につけることで、「技」が磨ける。』ということでした。
若い選手が多いチームにとっては、とても有意義な講習会であり、様々なことを学んだ2時間となりました。
写真提供／東京ヴェルディ
