日本時間12月1日（火）フランス・パリで、第2回世界リーグフォーラムが開催され、Ｊリーグ村井 満チェアマンを含む、世界23ヶ国のプロサッカーリーグのトップが出席し、村井チェアマンが世界プロリーグの組織化を目指すワーキンググループの一員に選出されました。
同フォーラムでは、来年2月の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）会長選挙の立候補者のうち、アリ・フセイン、サルマン・アル・ハリファ、ジェローム・シャンパーニュ、トーキョー・セクワレイ氏（登壇順）が、今後の世界サッカーの運営においてプロリーグ、プロクラブが果たすべき役割についてプレゼンテーションしました。
さらに世界のプロリーグが、情報交換を通じて互いに発展するため、また共通する課題についてＦＩＦＡ等と協議するため、このフォーラムを恒久的な組織として立ち上げることについて合意しました。またその立ち上げ準備を5つのプロリーグからなるワーキンググループ ―Liga MX（メキシコ）、MLS（米国）、DFL（ドイツ）、LFP（フランス）、Ｊリーグ(日本：村井チェアマン) ― に委ねることに合意しました。ワーキンググループは今後、組織の正式な発足に向けた作業に着手することになります。
Ｊリーグは日本サッカー協会及びアジアのプロリーグ等と連携を取りながら、このフォーラムへの参加を通じて、国際交流を深めるとともに、今後のリーグ発展に役立てていきたいと考えています。
【村井チェアマンコメント】
サッカーの普及や強化、および豊かなスポーツ文化を世界レベルで振興していくために、各国のトッププロリーグの果たす役割が非常に大きいことは改めて申し上げることではございませんが、これまで世界規模でのトップリーグ間連携組織はありませんでした。
今回のフォーラムにおいて、23ヶ国のトップリーグの責任者が集まり、世界レベルでのトッププロリーグ組織の必要性が提言され、全会一致で承認されました。また、今後の組織運営の方向性を検討するワーキンググループ5ヶ国の中にＪリーグも推薦されたことは大変栄誉でもあり、その責任の大きさも感じております。八百長をはじめとした不正防止、選手契約や移籍ルール、日程問題など幅広く議論されていくものと思われます。今後多くの関係者の皆さまの意見を拝聴させていただきながら世界のサッカーの発展に貢献してまいりたいと思います。
