9月18日~10月23日にかけて、ヴァンフォーレ甲府、U-14所属選手(20名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。
プログラムの進行役は、U-13コーチの小澤亮介さん。
ヴァンフォーレ甲府では、よのなか科の取り組みは7年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、藤原弘社長から、社長の経営に関する考え、さらには、地域の皆さんにとってヴァンフォーレ甲府がより身近な存在となるようにどのようにしていきたいかその想いを熱く語っていただきました。
第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、広報グループの小野博信さんを招き、実際にプロサッカー選手たちがどのようにインタビューに答え、どのようにヴァンフォーレ甲府を知っていただくか、その業務内容をリアルに説明していただき、業務の重要性なども話していただきました。
そして最終回。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、参加選手一人ひとりが自身の5年後のキャリアイメージプランを発表しました。5年後のプランを具体的な言葉にして考える事で、目標を明確にする良い機会になりました。そして最後にアカデミー出身である太田修介選手をゲストに呼び、アカデミー時代の話やプロサッカー選手として心掛けている事についてお話しをしていただきました。
今回のよのなか科プログラムは、ヴァンフォーレ甲府の一員としての責任や知っておかなければならない知識など、参加した選手たちにとって多くのことを考える機会となりました。
また、ヴァンフォーレ甲府に携わっている方々からお話を伺ったことで、チームに対する愛情が今まで以上に増したと思います。
このプログラムは選手たちの現状の課題に則した内容であり、またゲストの方々の話も現在の選手たちにとってタイムリーかつ、重要なことを踏まえてくれていたので、プログラム以上のものを感じることができたのではないでしょうか。
選手たちはこのよのなか科で普段見せない顔をたくさん見せてくれて、こちらの想像以上に積極的な参加、多くの発言をしてくれました。
選手たちの今後の更なる成長と活躍を期待しています。
写真提供/ヴァンフォーレ甲府