天皇杯は3日に2回戦の20試合が開催され、Ｊ１勢が次々に敗れる波乱が起きた。

長野と対戦した名古屋は0-0で迎えた後半アデショナルタイムに痛恨の失点。今季の不調を象徴するような展開で0-1と敗れた。大分と対戦した甲府は、スコアレスのままPK戦の末に苦杯をなめた。仙台は盛岡を相手にまさかの5失点。2-5と大敗を喫している。

敗れた3チーム以外にも苦戦するチームが続出。川崎Ｆは秋田を相手に途中までリードを許したが、67分から3ゴールを奪い何とか逆転勝利。柏も先手を奪われる苦しい展開ながら、終盤に力の差を見せつけて5-2と奈良クラブを下している。関西学院大と対戦した新潟は延長戦の末に、5-3と勝利を収めた。

そのほかのＪ１勢では、磐田は神奈川大学に2-0、鹿島は富山に3-0、湘南は山梨学院大オリオンズに6-0、鳥栖は琉球に3-1とそれぞれ快勝を収めた。

Ｊ２勢の同士の対戦となった札幌vs岡山は2-1で後者に軍配。愛媛は後半の2ゴールで讃岐に2-0と快勝。山形は怒涛のゴールラッシュで群馬を5-0で下している。

千葉は金沢に2-0、徳島も北九州に2-0とそれぞれ勝利。清水は水戸に3-0、東京Ｖは熊本に5-1と快勝した。横浜FCは延長戦の末に2-1と長崎を撃破。同じく延長戦にもつれこんだＣ大阪vs京都は、前者が2-1で勝利を収めている。

唯一、ＪＦＬ勢のHonda FCと対戦した松本はリードを守り切れずに1-2と逆転負け。こちらも波乱の一戦となっている。

なお2回戦の残り4試合は7日に開催される。

天皇杯 2回戦 結果
トーナメント表