功労選手賞を授賞したのはこの7名!

今年は以下の方の授賞が決定。

大黒 将志(おおぐろまさし)氏
佐藤 寿人(さとうひさと)氏
清水 健太(しみずけんた)氏
曽ヶ端 準(そがはたひとし)氏
徳永 悠平(とくながゆうへい)氏
中村 憲剛(なかむらけんご)氏
前田 遼一(まえだりょういち)氏
の7名です。

功労選手賞の基準って?

「功労選手賞」とは、Jリーグで活躍した元選手に贈られる賞であり、選考基準は日本人選手と外国籍選手に分かれています。

受賞者はその年のJリーグアウォーズにて表彰が行われます。
今年のアウォーズは、本日12月6日(月)18:30より開催!

表彰式の様子はDAZNほか、複数メディアで配信します!

大黒 将志氏

一人目は大黒将志氏。

現役時代は得点感覚に優れたFWとして活躍しました。

大阪府に生まれ、G大阪の育成組織で育ち、1999年にトップチームに昇格。

2001年は札幌に期限付き移籍し、2002年からG大阪に復帰。攻撃の核として活躍し、2006年1月にフランスのグルノーブルへ旅立ちました。その後イタリアのトリノを経て、2008年6月に東京VでJリーグに復帰しました。
2010年以降はクラブを渡り歩き、横浜FC、FC東京、横浜FM、中国の杭州緑城足球倶楽部、京都、山形、栃木でプレーしています。

そんな大黒選手は2021年1月10日に現役を引退。優れたFWとしての経験を活かし、現在はG大阪のアカデミー ストライカーコーチに就任しています。
2018年には史上初のJ2通算100得点を達成!

難しいボールに巧みに合わせた100得点目のゴールをご覧ください!

佐藤 寿人氏

2人目の佐藤寿人氏は、現役時代は小柄ながらも巧みにゴールを奪うFWとして活躍しました。

埼玉県出身の佐藤寿人氏。ジェフユナイテッド市原の育成組織で育ち、2000年にトップチームに昇格します。2002年からはC大阪へ移籍しています。
2003年には仙台へ加入し、ついに点取り屋としての能力が開花します。最前線でゴールを積み重ね続け、2005年には広島へ移籍し2016年まで在籍。12年間で178ゴールを挙げました。

2017年からは名古屋へ移籍。当時J2リーグに所属していた同クラブを昇格に導き、2019年からは古巣の千葉へ復帰し、2020年限りで引退を表明。21年間で決めた220ゴールはJリーグ通算最多ゴール記録です。

引退後の現在はサッカー解説者として活躍しています。
佐藤寿人氏は記録にも記憶にも残るようなゴールを多く決めてきました。

中でも有名なのがこのゴール!

遠目からでもいつでもゴールを意識しプレーしている、佐藤選手ならではのゴールです。

清水 健太氏

3人目は清水健太氏。現役時代はGKとして活躍しました。

千葉県出身の清水氏は、市立松戸高から2000年に柏に加入。しかし出場機会は多くなく、2005年からは山形に移籍しています。
2006年以降は安定して出場を重ね、3年目の2007年には背番号を1番に変更し、山形の守護神として活躍を重ねました。

2015年には讃岐へ移籍。6年間で221試合ゴールを守り、2020年12月17日に現役引退を表明。引退後の現在は、讃岐のGKコーチとして後進の育成に貢献しています。

曽ヶ端 準氏

4人目は鹿島のレジェンド・曽ヶ端準氏。現役時代はGKとして活躍しました。

茨城県に生まれた曽ヶ端氏は、鹿島の育成組織から1998年にトップチームに昇格すると、2年目の1999年にリーグ戦初出場。以降出場機会を重ねていきます。
在籍した23年間でリーグ戦通算533試合に出場。国内外を問わず様々なタイトルに大きく貢献し、常勝軍団と呼ばれる鹿島を最後尾で支え続けました。日本代表でも4試合に出場しています。

2020年12月24日に引退を表明し、現役生活に幕を下ろしました。

現在は鹿島のゴールキーパーのアシスタントコーチとしてクラブに貢献しています。

徳永 悠平氏

5人目は徳永悠平氏。現役時代は守備的なポジションはどこでもこなす万能なDFとして活躍しました。

長崎県で生まれ育ち、地元の名門・国見高から2002年に早稲田大に進学した徳永氏は、翌2003年、2004年にはJリーグの特別指定選手としてFC東京でプレー。2006年にFC東京と正式にプロ契約を結びました。
2006年から2017年まで在籍したFC東京では両サイドバック、センターバック、中盤と万能さを持ち味として貢献しました。

2018年からは地元の長崎へ移籍。2020年12月18日に現役引退を表明しています。
引退後は地元長崎で農業にチャレンジ!

徳永氏のInstagramでその様子がチェックできます。

中村 憲剛氏

6人目は川崎Fのレジェンド・中村憲剛氏。現役時代は、巧みな技術と広い視野で攻撃をけん引するMFとして活躍しました。

中村氏は東京都出身。東久留米高から中央大に進学し、2003年に川崎Fに加入します。

初年度から出場を続け、2004年からはトレードマークの14番を着用。同年のJリーグ ディビジョン2で優勝し、クラブはJ1昇格を果たします。
中盤センターで攻撃を組み立てる能力を持ち味に、日本代表でも活躍していた中村選手でしたが、クラブではタイトルに恵まれていませんでした。

しかし、2017年についにクラブ初の優勝を果たし、ついに悲願のタイトルを手にします。以降2018年のリーグ戦連覇や様々なタイトルに貢献。

川崎Fの象徴として長く愛されてきた中村氏でしたが、2020年11月1日に、同シーズン限りでの引退を表明。惜しまれながらも、川崎Fでの18年の現役生活に終止符を打ちました。

引退後の現在はクラブのリレーションズ オーガナイザー(FRO)として活躍しています。
プレーも素晴らしいですが、愛されるキャラクターも中村氏の魅力のひとつ。

けがからの復帰戦でのゴールパフォーマンスはこちら!

前田 遼一氏

最後は前田遼一氏。現役時代は献身的にチームに貢献するFWとして活躍しました。

兵庫県出身の前田選手は、東京都の暁星高に進学し、2000年に磐田に加入。

当初はドリブルやキックを持ち味としたMFでしたが、当時黄金期だった磐田のFW陣から影響を受け、2003年頃からゴールにつながるプレーを得意とするようになりました。
2009年にはキャリアハイの20ゴール。磐田在籍の15年間で154ゴールを積み重ねました。

2015年からはFC東京へ移籍し、2019年からは岐阜でプレー。2020年12月26日に契約満了で退団し、2021年1月14日に現役引退を表明しました。

現在は磐田の育成組織でコーチとして活躍しています。

2021Jリーグアウォーズに注目!

今年のJリーグの年間表彰式「2021Jリーグアウォーズ」は、
2021年12月6日(月)18:30から行われます。

Jリーグアウォーズでは今回紹介した功労選手賞以外にも、
今シーズン活躍した選手・監督、クラブ、審判などの功績を讃えるとともに、
最優秀選手賞などの各賞を発表し、表彰を行います。

表彰式の様子はDAZNほか、複数メディアで配信!
ぜひお楽しみに!