11月3日(木・祝)横浜FMvs仙台(13:00KICKOFF/三ツ沢)
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前節のJリーグ第29節。横浜FMはようやく勝ち点3を手にした。これによってJ1残留ラインといわれる勝ち点37に到達。ひと安心というムードが選手たちにも見られた。だが岡田監督は手綱を緩めてはいない。「残りゲーム、1試合ずつ全力をぶつける。ひた向きに、最後まであきらめることなく」と、高いモチベーションの維持を要求している。もちろん、これは容易ではない。とくに天皇杯では、勝ち進めば勝利への欲求は最高潮に届くが、ギアがトップに入るまでは、ある程度のプロセスが必要になる。
そんな大会の初戦。横浜FMのファンにとっての見どころは、久保のゴールだろう。先週は、約2ヵ月ぶりのスタメン出場も果たし、シュートチャンスをつかんだものの、タイミングが遅れたりしてネットを揺らすことは出来なかった。でもタイミングやスケールの大きなジャンプからの流れは、徐々に戻ってきている。その回復スピードを加速させるのが結果、ゴールだ。チャンスの数は必ず前回よりも多く与えられる。それをどれだけフィニッシュに結び付けられるか、期待しよう。
仙台もリーグ戦で前半戦は、思うように勝ち星を連ねることができなかったが、中盤を過ぎた頃から攻守のバランスがよくなってきた。順位も4位にまで上昇し、J1・J2入れ替え戦の出場圏に手が掛かるところまでに来ている。この勢いを横浜FMにぶつけたい。キーマンは元横浜FMの村上和弘。ガッツあふれるサイドアタッカーは、先週のゲームで同点ゴールをゲット。思い切りのよいミドルシュートで、存在感アピールを狙っている。
横浜FMは、中4日での試合。ただし、次のゲーム(J1第30節)には、まるまる8日間あく。ベストメンバーで臨みやすい。対する仙台は3日後11月6日には、J2の大きな一番である山形戦が待っている。この状況は、番狂わせの確率をダウンさせそうだ。仙台が、どういうメンバーを組んでも、戦力的に横浜FMを上回るというには至らないかもしれないが、集中力への影響が出やすい。引いて守る時間の耐久力。辛抱しながら、クリアし、複数が相手に寄せるのは精神力のスタミナを消耗する。また、カウンターの反撃も、ここぞという瞬間にスピードを全開しなければならない。瞬発力は発揮するにもエネルギーを残しておかなければならない。そういうタフで強かな戦いをするには、ちょっと厳しいスケジュールだ。
もちろん横浜FMが昨年、草津に敗れたように、取りこぼす可能性はある。しかしオーソドックスな仙台のサッカーのスタイルと日程的な差異を考えると、早い時間に先制点が生まれそうな予感はする。
以上
2005.11.2 Reported by 池田博人(インサイド)
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