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【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 横浜FM】プレビュー:昨年のナビスコカップ王者・G大阪が今季初登場!金沢の地で、グループリーグを無敗、首位で通過した横浜FMを迎える。(08.07.01)

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7月2日(水)ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/金沢)
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 昨年の『ヤマザキナビスコカップ』の覇者、G大阪がいよいよその舞台に登場する。相手はグループリーグを3勝3分と負けなし、首位で通過した横浜FM。G大阪にとっては金沢の地での『ホーム地方開催』となる。

 G大阪が金沢で年1回、公式戦を開催するようになってから今年で11回目を迎える。その金沢での過去5年間の対戦成績を振り返ると、リーグ戦、カップ戦を合わせて3勝1分1敗。うち昨年は、3試合連続白星ナシという状況下で強豪、鹿島を迎えての一戦となったが、結果はG大阪の攻撃力が鹿島を圧倒し5-1。FWバレーとFW播戸竜二が2発ずつ、MF遠藤保仁が一発と、決めるべき選手がきっちりと決め、鹿島に大勝した。

 というように、G大阪にとってはいいイメージを持っているスタジアムだけに、乗り込む選手たちに不安はない。しかも、リーグ再開後の2試合を2連勝で4位に浮上。「決定力不足」が心配されたFWバレーも前節の札幌戦で2ゴールを決めるなど、チームとしても個人としても流れに乗っている。今季リーグ戦第12節での両チームの対戦では、G大阪が先行する戦いを展開ながら、横浜FMのFWロニーのゴールで2度追いつかれ2−2と勝ち切れずに終えたが、あの時の借りをきっちりと返上するためにも、ナビスコカップ初戦をしっかりと白星で飾りたい。特に、昨年のナビスコカップを振り返っても、決勝トーナメントでは『アウェイゴール』が大きくものを言う。だからこそ、まずはチーム全体として守備における意思統一を図った中で『失点0』を徹底し、攻撃へと繋げることを考えたい。

 注目は、ここ数試合パーフェクトとも言える守備力を展開しているG大阪のセンターバックコンビ、DF山口智とDF中澤聡太。前節ではセットプレーでこそ失点したものの流れの中では殆ど相手の攻撃を許さず。その前の京都戦を含めて隙を与えない、高い集中力が感じられる守備を展開しており、その守備ラインが安定していることで得点、勝利にも繋がっている。
 実はこの二人、今季からコンビを組むことが増えたということもあり、開幕当初は互いのDF感のズレを感じることもあったが、最近は「互いの特徴を把握した中で、声を掛け合いながら落ちついてやれている」とDF山口が話すように、試合を重ねるごとに連携はより正確性を増している。もちろん、G大阪の守備は、彼ら二人だけによって成立するものではないし、その守備というのも決して守りに入るということではなく「攻撃権を持ちたいがための全体への守備の要求(西野監督)」という考えから全員の守備力が求められているが、それも最後尾を預かるセンターバックコンビに支えられてこそ。特に、今回対戦する横浜FMは先に名前を挙げたFWロニーを始め、MF山瀬功治やFW坂田大輔、FW大島秀夫、MF山瀬幸宏など、それぞれ特徴を持った、攻撃能力の高い選手が多数、名を連ねており、サイドチェンジを効果的に使いながら、どこからでも攻めきれる攻撃力を備えている。また、セットプレーにおいてはDF中澤佑二らが高さを武器に襲い掛かってくるだけに、センターバックコンビを中心に、いつも以上に全員守備を徹底することが、勝利に繋がるポイントにもなるだろう。

 その横浜FMはリーグ戦でこそ勝ち切れない試合が続いているようだが、内容的に見ればそう悪くはない。しかもリーグでのG大阪戦時にはケガで離脱していたキャプテン、MF河合竜二がボランチとして復帰したことで、攻守に安定をもたらすのみならず、リーダー としての存在感も発揮しているようだ。あとは『勝ち切れない』悪い流れをいかに払拭するか。グループリーグでは手応えを掴んだナビスコカップだけに、再び、このカップ戦で流れを取り戻し、リーグ戦への弾みにしたいところだろう。

 余談だが、この金沢では毎年、夏に試合が行われているが、その度に独特の蒸し暑さに襲われる。立っているだけで汗が滴り落ちるような、想像を絶する暑さだ。もちろん今年も、そうした状況は十分に予想されるが、その中でも相手に走り負けないフィジカルを示せるか。それも試合の明暗を分ける大きなポイントになるはずだ。

以上

2008.07.01 Reported by 高村美砂
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