7月2日(水)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 名古屋(19:00KICK OFF/フクアリ)
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Jリーグ公式戦中断明けのリーグ戦第14節で、F東京に1−1で引き分けた千葉。試合開始わずか7分でFWレイナウドがPKのチャンスを得たが、F東京のGK塩田仁史の好守に阻まれてノーゴール。このPK以外にも何度も決定機を作ったが、68分のレイナウドの1得点のみで決定力不足に苦しんだ。また、7分という早い時間帯にF東京のMF今野泰幸が退場処分で数的有利となったにも関わらず、特に前半は優位な立場を生かした攻撃ができなかった。千葉はもともと数的有利な状況をうまく生かせない傾向にあるが、この日も悪癖が出た形だ。「技術的ミスもあったし、いい形でボールを取れなかった。1人少ない相手に先制されてからは、早く点を取ろうという焦りがあった。チームとしてうまく攻めきれなかったのは課題」とはMF工藤浩平の弁だが、前半のように連係ミスでボールを失う場面が多いと、今回の対戦相手の名古屋にも付け入る隙を与えてしまうことになる。
守備面を見ると、24分のF東京のFWカボレのPKを左手で防ぐなど何度か失点の危機を救ったGK立石智紀が、39分に「自分の(ポジショニングの)判断ミスかな」とCKからF東京のDF佐原秀樹にゴールを許した。この場面で佐原は完全にフリーな状態で、選手のマークにも問題があった。また、佐原の得点シーンでCKを蹴ったF東京のMF羽生直剛は「高さのある(千葉のDF)ボスナーを外してスペースに蹴るイメージ」だったようだ。名古屋には高さのある選手が多いだけに、千葉はセットプレーの守備時の注意に加え、ペナルティエリア前で不用意にファウルして名古屋にFKを与えないことが重要となる。
対する名古屋はリーグ戦第14節で鹿島に0−4と大敗。9本の鹿島の倍近い17本のシュートを打つなど、積極果敢な攻撃サッカーは披露した。だが、FWヨンセンが決めたかに見えたゴールがオフサイドだったり、FW玉田圭司がPKをキックミスして決められなかったりと、決定力不足が結果に大きく影響。守備面ではセットプレー時やロングシュートなど一瞬の隙を突かれた形の失点があり、修正には集中力の維持が必要不可欠だ。
今回もMFマギヌンは引き続き出場自粛の状況だが、リーグ戦第14節は累積警告で出場停止だったボランチのMF中村直志はスタメンに復帰予定。中盤での激しい主導権争いを制し、持ち前のスピーディーな攻撃を仕掛ける狙いでくるだろう。
リーグ戦第7節では千葉が前半に2−1と逆転しながら、後半の名古屋の猛攻に屈して2−3で敗れた。千葉は素早くスペースを狙ってくる名古屋のサイド攻撃にしっかり対処しつつ、攻めに出た名古屋の背後を突きたい。ミラー体制無敗のいい流れを持続し、リーグ戦での巻き返しにつなげるためにも、そしてヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦に向けて優位に立つためにも重要な一戦だ。
なおこの試合では、前半終了時から後半15分までは『後半割引チケット』が販売され、ハーフタイムには試合当日にメジャーデビューする千葉レディース所属のシンガーの石田美穂子選手(アーティスト名は石田ミホコ)のミニライブが行なわれる。キックオフには間に合わない千葉サポーターも駆けつけて声援を送ってほしい。
以上
2008.07.01 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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