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【ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs 川崎F】川崎F側プレビュー:失点が続いているのが気掛かりではあるが、攻撃的な姿勢を失わずアウェイゴールを奪いたい。いい形でホームでの第2戦に繋げたい一戦。(10.09.29)

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9月29日(水)ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs 川崎F(19:00KICK OFF/ヤマハチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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G大阪との等々力でのリーグ戦第24節を落とした川崎Fの状態は決していいものではない。23節のアウェイの湘南戦で勝利してはいるのだが、22節のホームでの横浜FM戦で敗戦しており、高い勝率を誇ってきた等々力で連敗を喫してしまっているのである。そんな中、このタイミングで対戦する磐田に対しては、警戒心の方が先行しているという状況にある。

たとえば高畠勉監督は磐田について「夏の終わりくらいからいいですもんね。現在3連勝中ですし、うちもアウェイではやられていますからね(12節)」と述べ、強敵との認識を示している。ただその一方で「アウェイゴールは狙っていきたいですね」とも述べていた。

ヤマザキナビスコカップに深みを与えているのが、アウェイゴールルールである事に異存のある人は少ないだろう。ホームアンドアウェイ方式で戦われる決勝トーナメントでは、2試合の勝利数が同数の場合、得失点差に続いてアウェイゴール数によって勝者が決まる。そして実際に鹿島との準々決勝では、川崎がアウェイで決めた1ゴールが精神的な支えとなり、準決勝進出のカギを握ることとなった。もちろん、目の前の一つ一つの試合に集中するというスタンスは不変ではあるが、この準決勝の勝敗が二試合の合計によって決することを事を考えると、試合中から戦略的な視点を持つことが求められるのは間違いない。

つまり、失点のリスクを背負ってでも攻撃に出るべきなのか。それとも、好調磐田が相手であることを考えて、セーフティーに試合を進めるべきなのか。そしてその鍵を握るファクターとして、アウェイゴールの存在は大きい。

このアウェイゴールについて選手たちはどう見ているのか。例えば小宮山尊信は「一概に言えないが展開があるので、点を取りに行けるようなら、取りに行きたい」として状況に応じた判断の重要性を説いていた。ただ、変にアウェイだということを意識するのではなく「自分たちらしく攻撃サッカーをやれればと思います」とも話していた。攻撃的な姿勢をなくさないという点では、高畠監督と意見が一致しており、変にゴール前に引く展開にはならなさそうである。

そんな中、気をつけなければならないのが磐田を牽引する前田遼一のプレーであろう。ポストプレーで攻撃の起点になる一方で、クロスボールに対し精度の高いヘディングを放ちゴールを脅かす。前田とコンビを組むジウシーニョの好調さに加え、前線へとパスを供給する上田康太のフィード能力は脅威であろう。サイドに目を転じれば駒野友一、パク・チュホといった日韓両国の代表選手も控えている。順位こそ中位に付けている磐田だが、選手個々の能力は高いものがあり、かなり難しい試合になるのは間違いない。

川崎Fはリーグ戦では、19節の名古屋戦の完封勝利を最後に、5試合連続で失点が続いている。そうした中、好調の磐田が相手である以上、失点はある程度覚悟すべきなのかもしれない。その中で、きっちりとアウェイゴールを奪い、等々力での第2戦につなげてほしいと思う。去年の決勝戦での悔しさを晴らせる舞台は、おなじヤマザキナビスコカップの決勝しかない。タイトルという目標はもちろん、去年の雪辱を果たすためにも、是が非でも勝ち上がりたい準決勝の2連戦である。

以上

2010.09.28 Reported by 江藤高志
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