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【J1:第27節 鹿島 vs 浦和】プレビュー:青木剛の2試合連続の先発出場が濃厚な鹿島。降格圏に瀕する浦和を迎え20周年を祝う勝利を狙う(11.09.24)

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9月24日(土)J1 第27節 鹿島 vs 浦和(16:00KICK OFF/カシマチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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「残り8試合となり勝点は24しかない。僕らはそれを狙いに行くことしかできない。ただ、それをやったときに何が起きてるかは誰もわからない。目の前の一試合、一試合しかない」
浦和戦でも先発が予想される青木剛は、この試合へ臨む気持ちをそう表現した。それはまさに選手全ての気持ちを代弁するものだろう。

ただ、前節の名古屋戦に対し、青木ほど特別な意識を持って臨んだ選手はいなかっただろう。オリヴェイラ監督就任当初は不動のレギュラーだった青木も、今季はベンチを温めることが多くなった。そこで巡ってきた13試合ぶりの先発出場のチャンス。特別な意気込みで試合に入っていたという。
「自分の今後がかかっているという気持ちでした。自分のパフォーマンスによって監督の選択肢に入るか入らないか、という試合でした」
そういう意味では、「勝つことしか考えていなかった」名古屋戦の結果が引き分けに終わったことは、手応えを得られるものではなく残念なものだった。
しかし、どうやらもう一度、チャンスが巡ってきそうな雰囲気だ。前日練習ではレギュラー組に入り汗を流す。「同じような心構えで臨んで、プラス結果を残したい」と決意を述べた。

青木が鬼気迫るほどの決意で試合に臨む理由には、増田誓志の存在がある。
「誓志が調子が良いのは外から見ていても感じていた。隣にいる分、刺激を受けることもある。誓志は代表に行って自信が滲み出てる。誓志なりに感じたものをチームに還元してるくらいのところまで行っている。まわりもいい感じで触発されればいいと思います」
サッカー選手としての岐路に立たされていると考えるほどの決意。そして、歳下の選手からでも学べるものを学ぼうとする向上心。監督が、小笠原満男を外してまでも青木を起用する理由も、うなずけた。

対戦相手の浦和は、残留争いに巻き込まれようとしている。3連敗という苦しい状況から脱しようと必死にもがいている現状だ。前節の清水戦に敗れた後、ペトロヴィッチ監督は「全員で一緒になって、この難しい状況を脱出しなければいけないと思います」と一丸となることを呼びかけた。5試合連続未勝利から抜け出すためにも、なにかきっかけが必要だろう。ただし、もともと力を持っている選手が多いだけに、ちょっとしたことですべてが好転することも多い。前回の対戦でも、鹿島が圧倒的に攻める展開だったにも関わらず、高崎寛之のゴールで息を吹き返すとあっという間に同点に追い付いている。降格圏が忍び寄る状況もそうだが、対戦相手が鹿島となれば自然と意気上がるもの。ただの一試合では済まないだろう。
というのも、互いにメンバーは豪華。先発起用されるかどうかはチーム事情にもよるが、U-22に招集されていた鹿島の大迫勇也は元気な姿でレギュラー組に入っていた。「(浦和には)直輝もいるし、元気もいる。楽しみですね」とU-22ではチームメイトである浦和の山田直輝、原口元気との対戦を心待ちにしていた。彼らの競演も、この試合の見所のひとつとなるだろう。
また、彼らが先発するとなるとベテラン・中堅の選手たちがベンチに座ることになる。鹿島で言えば、小笠原、本山雅志、新井場徹という選手たちがベンチで控えることになる。試合展開の変化に応じ、監督がどのような交代カードを切るのかも楽しみだ。

試合翌日の25日、カシマサッカースタジアムでは一般開放日として「オープンスタジアム」のイベントが予定されている。鹿島のファン・サポーターにとっては試合と併せて楽しみな3連休となるだろう。

以上

2011.09.23 Reported by 田中滋
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