本日都内ホテルにて「2006Ｊリーグヤマザキナビスコカップ」前夜祭に先立ちまして、決勝を戦う両チーム監督による記者会見が行われました。会見コメントは以下の通りです。
○パウロ アウトゥオリ監督（鹿島）：
「厳しい相手と戦うことになったと思います。特に昨年度のヤマザキナビスコカップを優勝しているチームと戦うわけですから厳しい戦いになります。その戦いにあたって凄く強い気持ちで挑まなくてはいけないと考えていますし、素晴らしいスペクタクルな試合が見せられれば思っています。特にサッカーの醍醐味、あるいは面白さという部分がこの試合で見せられ、両チームと両サポーターの色々な部分の融合性があって、いい試合ができればいいと思います。
ただ魅せる部分だけではなくて、大会には当然勝敗がありますから、その勝敗にこだわる競争力、競争欲が出せればと思っています。それを強く出せたチームがいい形で試合を終われると思います」
Q：リーグ戦では両チームとも調子が良くない印象ですが、攻めどころは？
「リーグ戦とヤマザキナビスコカップは違う大会ですので、まず考え方が違うと思いますし、僕もアマル監督もこういう大会での経験を積んでいると思います。世界中を見てもリーグ戦で調子が悪くてもカップ戦を取るチームもありますし、その逆のパターンも有り得ると思います。千葉は競争力、効率性の高いチームだと思いますし、そういった意味で素晴らしいサッカーがお互いに見せられるのではないかと期待しています」
Q：最後の調整を終えてチームの出来は何パーセントくらいか？最後に選手にかけた言葉は？
「皆さんよく数字の部分を語られますが、サッカーというのは生きたスポーツであって、精神的な部分が大きくパフォーマンスに左右します。いかに平常心でいつもどおりのプレーができるかが、試合を左右する部分もあると思います。また決勝の舞台というものは（普段と）全く違うし、両者のモチベーションも高いでしょう。そこに入り込む力や気持ちの部分があるので、何パーセントというよりいかに心の準備ができているかが重要ではないかと思います」
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○アマル オシム監督（千葉）：
「まず鹿島の監督がこれだけ経験のある監督で、素晴らしい挨拶でされたので、その後であまり私が言うことはありません。ただ、よく考えれば昨年、一昨年とゴールが入らない試合でしたから、今年はゴールが入る試合になればいいと思っています。昨年、一昨年より点が入らないということは有り得ないわけですし、今回の決勝は両チームとも攻撃がすごく鋭くて、逆に守備がもろいチーム同士ですから点が入ると思います」
Q:リーグ戦では両チームとも調子が良くない印象ですが、攻めどころは？
「大事なのはリーグ戦で何位かということよりも、この2つのチームが2006Ｊリーグヤマザキナビスコカップの決勝まで来たということです。決勝がどうでもいい試合ではないことは分かっていますから、とにかくこの試合に集中することが大事だと思います」
Q：最後の調整を終えてチームの出来は何パーセントくらいか？最後に選手にかけた言葉は？
「この試合は決勝だからということで多くのメディアの皆さんがいてカメラがいて、非常に意識させられていますが、実際には普通の試合の一つなんです。ですから選手達も過剰に意識せずに戦って欲しいと思います」
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