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プレスリリース

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2006/11/03 09:00

【 2006Jリーグヤマザキナビスコカップ 】千葉が連覇!MVPは水野晃樹選手に決定!!

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11月3日(金・祝)東京・国立競技場で2006Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝を開催しました。試合は、ジェフユナイテッド千葉が鹿島アントラーズを2-0で破って連覇を飾り、MVPはMF水野晃樹選手(千葉)が獲得しました。
試合後の両監督と、MVP獲得の水野晃樹選手のコメントは以下のとおりです。

○パウロ アウトゥオリ監督(鹿島):
Q:ゲーム戦術的にやられていた印象だったが、0-4で敗退した前回のリーグ戦の反省を受けて、今日どんな戦術で臨んだのか?
「勝者もいれば敗者もいます。まず勝者を称えたいと思います。千葉は今までどおり効率のいいサッカーをやっていることが印象付けられたと思いますし、努力を惜しまない気持ちを選手が実行にうつしたことが結果につながったと思います。前半は五分五分の戦いだったと思いますし、後半の8~25分の間にうちがチャンスを決めていれば勝敗は変わったと思います。特に千葉がサイドチェンジから速攻を仕掛けてくることは分かっていたことで、それに対応しつづけていましたが、失点の場面では対応できなかった。誰かの責任ということではなくて、その役割が出来なかったことで勝敗が変わったと思います」

Q:ギリギリまで選手交代をしなかったと思うが、このまま点が入ると思っていたのか?交代しようと思っていた矢先の失点だったのか?

「内容からすれば0-0という形が続くだろうし、特に守備のバランスを崩さなければ最悪延長という形に繋がっていくのではないかと思っていました。野沢が今週練習ができず、その状態を確認しながらの部分があり、起用するにあたっては体力の限界があるのではないかという部分で、それを確認している矢先の失点でした。そういった意味で不運だった部分もあるかもしれないが、ただ先ほども言ったように8~25分の間に主導権を握っていながら、そこを決めるか決めないかの部分が大きかったと思います。あとは千葉のGKを称えたいと思います」

Q:10冠を逃した率直な感想は?
「次に進まなくてはならないので教訓にしたいと思います。(私が)それをいかに選手に伝えるか、それを選手がいかに教訓にしていくかが重要なポイントだと思います。確かにクラブにとって10冠目、私にとって5年間で5個目のタイトルを手にするチャンスがあったんですが、相手のメリット、我々のデメリットがどこかにあって、それが達成できなかったのだと思います」
[ 動画はこちら ]

○アマル オシム監督(千葉):
「まず、私が一番満足している点は、いつも通り自分達のサッカーがこのような大事な瞬間にできたということです。それは練習試合であろうが、このような決勝だろうが大事なこと。このような決勝で自分達のサッカーができたということ(が一番満足している点)です。監督にとってこのような試合で、いつも通りに実力を発揮させたり、プレーをさせることは非常に難しいことですから。

例を挙げると、実際リーグ戦で鹿島に4-0で勝利した試合(J1第27節)よりも4倍も5倍もいい試合ができたと思います。勝ったことというよりも、自分達のプレーができたことに満足しています。勝つことは去年もこの大会でしていますから。とにかく、チームがチームとしていいプレーをしたということ、それが私が満足した点です」

Q:後半の立ち上がりから押し込まれていたが、その時間にどういうことを考えていたのか?
「とにかく、それ(相手に押し込まれること)は予想できることですから。鹿島というすごくいいチームと試合をしている訳で、そして前半は相手にチャンスがほどんどありませんでした。うちは3つほどチャンスがありました。あのようないいチームは、前半にチャンスがなければもちろん後半仕掛けてくるということは当然のことですから、予想していましたし、後はそれにどう対応するかということでした。もしも鹿島が先制していたら、試合がどう転がっていたかわかりません。ただ鹿島が攻め込む時間帯があるということは予測していましたけど、その中でもうちは後半も何度もチャンスを作っていました。(チャンスは)流れの中で作っていましたし、当然のこととして見ていました」

Q:前半の早い時間にハース選手が交代してしまったが、それがゲームにどういう影響を与えたか?
「(ハース選手の負傷交代は)すごく残念でしたけど、今日の試合、マリオ(ハース)にとってはスペースが(彼の)周りにあったので、彼が実際プレーしていれば何かできたと思います。実際最初の15分~20分は、彼の周りにスペースがあって、彼が何かできるシチュエーションでした。ただそのマリオと代わって出た選手(坂本)というのは、いつもレギュラーで出ている選手ですから、当然不安もありませんでした。ただやっぱりマリオがプレーできなかったということは、やはり残念に思います」

Q:先ほど4-0で鹿島に勝利した試合よりも4倍、5倍良かったとおっしゃったが、具体的に何が良かったがキーワードで2~3個挙げてもらえないでしょうか?
「とにかく具体的に言えば、4-0で勝利した試合はうちが試合の主導権を握っていたわけではありません。ただセットプレーなどで(得点して)、5本のシュートで4点取ったようなそんな試合(実際にはシュート数は7本)でした。今日の試合は90分間、ほとんどうちが試合の主導権を握っていたと思います。私もプレッシャーの中で見ていましたから、確かな眼で見ていられたかわかりませんが、私はそう思っています」

Q:先発メンバーで坂本選手ではなく、水野選手を起用した理由は?
「水野選手ということですが、実際には坂本選手の代わりに(水野選手以外の)他の選手を使うこともできました。あなたがなぜ水野選手にこだわっているのかわかりませんが」
[ 動画はこちら ]

○水野晃樹選手(千葉):
「今までやってきたことが結果になって嬉しいです。正直、リーグ戦で結果が付いてこない中だったので、この試合はとても大切だと考えていました。全員がいいプレーができたと思います。アマル監督に恩返しができたことも良かったです。試合前に監督からは『おまえの攻撃力を期待している』と言われていました。
先制ゴールを決めたけれど、あれは1人のゴールではない。パスをくれた坂本さんもいたし、自分に付いていたマークを連れていってくれた選手もいる。だからフリーでシュートが打てた。感謝したいです。ちょうどDFが逆に動いて、コースが空いたので、相手のGKは反応が遅れたのではないかと思います。
MVPの受賞はみんなからは冷やかされました。得点したけれど、MVPはトータル的なもので選ぶと思っていたので、自分が選ばれるとは思いませんでした。賞金は、今度寮から出て引越しをする時に、家具などを買うのに使おうと思っているのですけど、選手会長の坂本さんから選手会に30万円出せと言われました。まあ、冗談かもしれませんけど。今日勝てたのは、今週1週間、監督がやってきた4バックのシステムの鹿島への対策が攻守両面で効いたと思います。ただ、今日の試合でも修正しなければならないところはあると思うので、リーグ戦に向けてしっかりやりたいと思います」

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