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プレスリリース

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2013/02/26 09:00

九州だJ!活性化協議会2013シーズン共同記者会見

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2013「九州だJ!」共同記者会見におけるチェアマン挨拶、各クラブ社長、監督コメントは以下の通りです。

◎大東 和美チェアマン挨拶
「V・ファーレン長崎を新たにJリーグのメンバーに迎え、九州ではJリーグクラブが6クラブということになりました。大きな節目の年になるのではないかと思っています。
そして、昨年の九州のJリーグは大いに盛り上がりました。ご存知のようにサガン鳥栖がJ2から昇格し、5位という好成績を残すことができました。入場者数も大幅に増加しまして、最終節は23,000人を動員することができました。鳥栖という名前を全国に知らしめたのではないかなと思います。
そして、昨年から始まりましたJリーグ昇格プレーオフでは、大分トリニータが、リーグ戦では6位という成績ではありましたが、見事に昇格を果たしました。まさに衝撃的といいますか、九州のチームにとっては、大いに盛り上がったシーズンだったのではないかと思っています。
また、現在、鹿児島県、沖縄県に準加盟クラブを目指す動きもあり、これからJクラブを目指すチームが、九州にも多く存在しています。九州におけるJリーグを、より活性化させたいと思っております。」

《「九州だJ!活性化協議会2013」取組み姿勢について》
◎竹原 稔実行委員(サガン鳥栖代表取締役社長)
「九州のJクラブが、昨シーズンJFLで優勝いたしましたV・ファーレン長崎を加え、6クラブになりましたことを、まずもって皆さんにご報告申し上げます。
2013年シーズンは、各クラブがさらに連携し、九州のJクラブが、九州地区をより一層元気にするために、活性化協議会を中心に取り組みを実施してまいります。
まずは「九州だJ」。これにおきましては、Jリーグの理念であります、「サッカーを通して、地域へのスポーツ文化の振興」と、「地域とホームタウン、地域住民との共生」をさらに盛り上げていきながら、地域、九州を一つにしていきたいと思っています。また、今年はJ1に2クラブ、J2に4クラブということになりましたので、それぞれでの「バトルオブ九州」ということで試合をさせていただきます。」

《各クラブ社長コメント》
◎竹原 稔実行委員(サガン鳥栖代表取締役社長)
「昨年はJ1で順位が5位ということでした。尹 晶煥監督は順位については口にしないと思いますが、クラブといたしましては、より上の順位を目指して、最高の形で挑みたいし、その感動を皆さんにお見せしたいと思っております。また、私どもも大分トリニータさんと同じように、存続ということに関しまして何度も危機にさらされておりましたが、Jリーグの理念を忘れずに、地域にどのように寄与できるかということと、ホームタウン鳥栖を中心に本当に愛されるチームになって、今年1年がんばりますので、みなさん、よろしくお願いします。」

◎青野 浩志実行委員(大分トリニータ代表取締役社長)
「私どもは4年ぶりにJ1に復帰することができました。これも、多くの方たちのご支援の賜物だと思っております。いろんなサッカー専門誌等の降格予想では常に名前が挙がり、ダントツで降格候補のNO.1だと言われておりますが、経営危機以降、こういう修羅場は数多く乗り越えてまいりました。サポーターの横断幕にもありますが「修羅場は上等」でございます。しっかり反骨精神を持ってJ1を戦い抜くことで、昨年、多くのご支援をいただきました大分トリニータサポーターの皆さんに恩返しがしたいという気合を持って、この1年間を戦っていきたいと思っています。」

◎大塚 唯史実行委員(アビスパ福岡代表取締役社長)
「「九州だJ!」ということで言いますと、もともと「バトルオブ九州」という言葉がございまして、試合じゃないところでは共存ということがテーマで、こういう活動をしております。九州というのは独特なところで、「九州はひとつ」という言葉がありますが、九州ならではの協議会だなと思っております。全体のことをまとめてお話しますと、非常に経営的には厳しいクラブが多く、アビスパ福岡も、その一つです。けれど、それぞれの地域にクラブチームがあるという素晴らしさを、アビスパだけではなく、Jのクラブというコンテンツを通じて、地域に何が還元できるかということを真摯に受け止めながら活動をしていきたいと思います。アビスパ福岡としては、今年はもう一度、1からの出直し。今まで、何度も出直しをしているのですが、「感動スタジアム」ということで、地域の皆様、サポーターの皆様と一緒になって、楽しいスタジアムを作り上げたいと思います。」

◎横手 敏夫実行委員(ギラヴァンツ北九州代表取締役社長)
「私どものホームタウンの北九州市は、今年で市政50周年を迎えます。次なる50年に向けての飛躍の年でございます。また、明るいニュースといたしまして、4年後には小倉新幹線口に新しいスタジアムが完成いたします。それまでにJ1に昇格するという、わがクラブの中期目標に対しまして、今般、招聘いたしました柱谷監督を中心に、今年は、その基盤を作ってまいります。どうか、ギラヴァンツ北九州を、今年も応援をお願いします。ちなみに今年のスローガンは「一新」でございます。新い気持ちで、さらなる高みを目指すということでございます。よろしくお願いします。」

◎宮田 伴之実行委員(V・ファーレン長崎代表取締役社長)
「今年からJ2に参入いたしましたV・ファーレン長崎の宮田でございます。新参者ではありますが、とにかく長崎から九州を元気にしていきたいと思っておりますので、皆様方のさらなるご支援をお願いいたします。」

◎池谷 友良実行委員(ロアッソ熊本代表取締役社長)
「九州全体が盛り上がるように、そして、熊本としては、当然J1昇格を目指して戦っていきたいと思っています。同時に、地域密着ということで、J1昇格だけではなく、地域に愛される、日本一のホームタウン活動というものも、併せてテーマにしております。そういった様々なイベントも含めまして、Jリーグで一番というものを目指していきたいと思っております。」

《各クラブ監督コメント》
◎尹 晶煥監督(サガン鳥栖)
「昨年に引き続いて、J1の舞台で戦えることを非常にうれしく思っています。昨年は皆さんの期待以上の成績を残すことができました。だからこそ、今年はもっとやらなければいけないと思っています。昨年のベースをしっかりと引き継いで、昨年以上の成績を上げられるように、最善を尽くしたいと思っています。」

◎田坂 和昭監督(大分トリニータ)
「去年から始まったプレーオフ制度で、我々は昇格を果たすことができ、今年から我々は新たにJ1というステージで戦うわけですが、いい意味で注目をされていると思っています。J2で6位のチームがJ1でどれだけできるんだというところでも注目されていると思いますし、下馬評では最下位候補NO.1といわれていると思うんですけれども、それを逆にモチベーションに変えて、なんとかJ1でトリニータ旋風を起こしたいと思っています。昨年の鳥栖さん、そして、一昨年の柏さんのように、J2から上がったクラブが、ここ数年、成績を残していますし、我々のモットーである、全員攻撃・全員守備を出し切れば、そういう目標を達成できるんじゃないかなと思っています。「バトルオブ九州」でも、昨年まではJ1同士の戦いがなく、今年からJ1同士でのダービー戦もあるということで、熱い戦いをして、J1、J2を含めて、九州のダービーが熱い戦いであることを、九州だけではなく、全国に発信したいと思っています。」

◎マリヤン プシュニク監督(アビスパ福岡)
「我々の目標に関しては、もちろん、去年よりもいい成績を残すことです。なので、順位をどこで終わらせるかということが非常に重要なことです。しかし、その前に、観客の皆さんから、そして、スポンサーの皆さんから信頼を得ることが大事だと思っています。私は新監督として今年からチームを率いることになりましたので、今日、多くのことをお約束することはできませんが、とにかくハードワークするチームを率いて、2カ月が過ぎた頃には細かく目標を設定したいと思っています。「バトルオブ九州」というところでは、当たり前のことですが、フェアプレー精神にのっとって、しかし、ピッチの上では熱く、いい試合をしていきたいと思っています。そして、ダービー以外でも、九州を代表して、九州の人々のために熱い戦いを繰り広げます。ベストを尽くします。」

◎柱谷 幸一監督(ギラヴァンツ北九州)
「チームスローガンの『一新』という言葉通り、新しくチームが入れ替わる、そういう気持ちで戦っていきたいと思います。スタッフもすべて一新されて、多くの選手が入れ替わりました。その中で、自分たちが、しっかりといい結果を残していきたいと思っています。特に今シーズンは、目標順位や目標勝点は設けていません。毎試合、毎試合、全力で戦って、シーズンが終わった時点で出た順位、勝点が我々の力だと思って戦っていきたいと思っています。「バトルオブ九州」ということですが、今年は北九州市の市政50周年の節目の年でもあります。その節目の年に、ぜひ、「バトルオブ九州」でいい成績をとって、J2リーグの中でも上位に位置していたいなと思っています。特にアビスパさんとは同じ福岡県内でのダービーということで、ぜひ、福岡には勝ってほしいという想いが北九州の皆さんにはありますので、2試合とも勝って、1年を終わらせたいと思っています。」

◎高木 琢也監督(V・ファーレン長崎)
「何度かこういう場所を経験していますし、ダービーというものも経験していますけれども、私自身、今回は新たなチームで、そして、そのチームが初めてJの舞台にチャレンジするということで、今シーズンの我々は最低目標を残留におき、そして、それからチームの状況に応じて、いろんなものにチャレンジしていきたいと思っています。チームとしては、初めてのステージ、初めてのダービーということで、とにかくチャレンジの年になるかと思います。そしてダービーに関しましては、どのチームもハードワークというところが大きなポイントになってくると思いますので、そういうシーンをたくさん作れるようなチームを作っていきたいと思っています。また、ホームスタジアムも新たに一新するということで、本当にたくさんの方々に支えていただけるようなチーム作りを心掛けていきたいと思っています。」

◎吉田 靖監督(ロアッソ熊本)
「我々はJ1昇格を目指しています。鳥栖さん、大分さんのようにJ1に上がって、なんとしても戦いたいという夢を持っています。長く厳しい戦いになると思いますが、今シーズンの目標の6位以内を目指し、J1への挑戦権を獲得できるようなシーズンにしたいと思っています。また、順位だけではなく、1試合、1試合、全力を尽くして戦います。アグレッシブで攻撃的なサッカーを作りたいと思っています。そして、見に来ていただいた方々が満足していただけるような、また来たいと思ってもらえるような試合をしますので、ぜひ、いろんな面で、ご声援をお願いします。」

《質疑応答》
Q:現在までのチーム作りに関する手応えを教えてください。

◎尹 晶煥監督(サガン鳥栖)
「我々としてはチームが始動してから、大きなけが人が出ることなく、ここまでこれたということが非常に大きなことだと思っています。開幕戦を控えて、選手たちが新しいシーズンに向けて大きな期待感で胸を膨らませていることも感じられています。だからと言って、それだけでJ1を簡単に戦っていけるわけではないということも知っていますので、いい緊張も併せ持っていることを、同時に感じることができます。そして、私もまた、選手と同じように、ワクワク感、期待感、そして、いい緊張感というものを持ち合わせています。」

◎田坂 和昭監督(大分トリニータ)
「新たなステージで戦うということで、ここまでトレーニングを続けてきましたが、私の中では、おおむね予定通りに来ています。多少のけが人もいますが、それは、J1で戦うということで、トレーニングの質や量を上げたためで、それも想定内というところです。既存の選手と、新しく入った選手の戦術浸透度もよく、自分の中では、しっかりとJ1で戦えるというところまで来ていると感じています。もちろん、シーズンが始まれば、かなり厳しい戦いが続くと思いますが、いい成果が出せるように、準備はできていると思います。」

◎マリヤン プシュニク監督(アビスパ福岡)
「私が来日してから41日目になりますが、私のチームの選手たちの成長ぶりについては満足しています。私が来てから、まだ短い時間ですが、私は選手のことをしっかりと把握しているつもりです。ですから開幕を楽しみにしています。私は、我々のチームがうまく準備できたというよりも、非常に素晴らしい準備ができたと考えています。」

◎柱谷 幸一監督(ギラヴァンツ北九州)
「多くの選手が入れ替わって、20人の新しい選手が入りました。その中で、島原キャンプを2週間やりまして、その中で、選手間のコミュニケーションが取れましたし、我々も選手のことを知ることができました。ただ、新卒の選手も6人入っていますので、ピッチの上や、プレーでのコミュニケーションが取れるようになるには、もう少し時間がかかるかも知れませんが、やるべきこと、やらなければいけないことに関して、開幕に向けて、しっかりやれているので、開幕戦をすごく楽しみにしています。」

◎高木 琢也監督(V・ファーレン長崎)
「長崎の場合は、新しい選手が9人加わったので、まず、コミュニケーションを取ることが大事な要素になってきたんですけれども、泊まりの遠征や、ミニキャンプを通して、そのあたりの課題は克服できていると感じています。その中で、次に必要になってくるのは、チームの共通理解を得るということです。オフェンスに関しても、ディフェンスに関しても、サッカーにおける重要な要素は、共通理解をみんなが持つということですが、そういう意味では、クオリティであったり、最後の精度、あるいはディフェンスだったりというところでは、まだまだ求められる物が必要ですが、チーム全体として、こういうようにやるんだよということは浸透してきたと思います。あとはゲームを重ねながら、チーム力をアップするというところには来ていると思います。」

◎吉田 靖監督(ロアッソ熊本)
「手応えは感じています。ただ、この時期は、どの監督も手応えを感じていると思うので、ほかのチームと比べて、どこまで整っているかについては、僕自身ははっきりとはわかりません。それでも開幕を楽しみにしています。ある程度の準備はできていると思いますし、あとは、とにかくやるだけです。」

Q:尹 晶煥監督と田坂 監督にお聞きします。J1でのダービーというと、かなり久しぶりですが、そのことに関してどのように思っているのかについてお聞かせください。

◎尹 晶煥監督(サガン鳥栖)
「バトルオブ九州は、九州圏内では非常に大きなイベントだと理解しています。そしてまた、J1の舞台での九州ダービーが久しぶりであることも理解しています。そのJ1の舞台で、まだ2年目のサガン鳥栖が、J1での経験が豊富な大分さんと、今年、同じJ1の舞台で戦えることを非常にうれしく思っています。そして、大分さんとともに、多くの方々、多くの子供たちに、夢や、希望や、感動を与えられる、いい試合になればと思っています。田坂監督とは現役時代に一緒にプレーをしましたが、非常にクレバーで、勉強熱心な監督さんだと思っています。また、選手たちも非常に成長していますし、選手たちから、ひしひしと意欲が感じられます。ですから、ダービーマッチは、本当に楽しいゲームになるのではないかと思っています。」

◎田坂 和昭監督(大分トリニータ)
「ダービーというのはほかの地域でも熱い戦いになるものです。何よりも選手たちがファイトしますし、何よりもファン・サポーターが勝敗にこだわっているからです。そういう意味で、我々は昨年、県民サポーターの力でライセンスを取ることができましたので、その恩返しも意味でも、しっかりと勝ちたいと思っています。実は、私がトリニータに就任してから、練習試合も含めて、鳥栖には1回も勝ったことがありません。先ほど、尹晶煥監督が一緒にプレーした話していましたが、同じ釜の飯を喰っているんですけれども、指導者になってから1度も勝てていないというのは非常に屈辱的です。ですから、なんとか今年はそれを払拭できるように、2勝できるように、がんばっていきたいと思っています。」

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