■ネルシーニョ監督（柏）決勝戦前日会見コメント
「こんにちは。ヤマザキナビスコカップ決勝という大事な局面ですし、そこに勝ち上がってきた2チームは、実力もここへの勝ち上がり方もいい状態だと思います。相手の力もさることながら、我々もいい準備をしていますし、明日は技術的にも競い合った、ファンタスティックな試合になると確信しています。どちらが勝ってもおかしくないような戦いを望んでいますし、明日の試合を楽しみにしてくださっている皆さんが、心から興奮できるようなゲームにしていきたいと思っています」
Q：改修前の国立競技場での最後のヤマザキナビスコカップ決勝となりますが、国立にはいろいろ思い入れがあるのでは？
「私は日本での11年の間に国立で何度も試合をしていますし、非常に感慨深い好きなスタジアムです。ここで大きな喜びも得ましたし、悔しい悲しい思い出もありますが、明日も悔いのないように戦いますし、素晴らしい国立に生まれ変わる事を期待しています」
Q：相手チームのいいところをどこだと考えているか？
「決勝に来るまでも難しいですが、決勝を戦って目的を達成する事はさらに難しいです。そういう意味でもいつも以上にアラートに試合に臨もうと選手にも話しています。もちろん明日の相手は隙のないエクセレントなチームなので、技術面も精神面も競い合ったビックゲームになるだろうし、皆さんもご想像の通りお互いにチャンスがあると思います。
選手には明日のタイトルを取るチャンスを逃してはいけないと強く求めていますが、浦和も同じ覚悟で臨んでくる力のあるチームなので、お互いの覚悟がぶつかり合ういい試合になると思います」
Q：一部主力選手を欠く試合になりますが、現在の監督・選手たちの心境は？
「指揮官として選手全員に気を配ることを怠ってはいけないと常々思っているし、ここまで準備をして来た中で、選手たちは自分に突然出番が来ることをわかって日々準備をしています。
その経験があるので、明日も落ち着いて選手全員が望む心境にあります。同じ状況でも天皇杯でタイトルを勝ち取った経験もありますので、明日も変わらず私は自分の選手たちを信じます」
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