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2008/05/22

U-18 ルール講習会

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5月22日、京都府城陽市にある京都サンガF.C.の寮にて、ユース年代(高校生年代)を対象にしたJリーグ・アカデミー主催の「ルール講習会」が行われました。約90分の講習に、参加した27名の京都ユース選手は真剣に聞き入っていました。

JリーグHRディベロップメントグループの重野弘三郎さんは、U-18カテゴリーへのルール講習会の趣旨について「主たる目的は、より選手として成長するためにしっかりとルールを理解しようということです」とし、「ルールを守る大切さ、選手だけでは試合はできない、なぜレフェリーが必要なのか、ということを理解してもらうことも含めて伝えて います」と話してくれました。

講師は、大阪府サッカー協会審判委員会委員長の小川光さん。講習は映像やイラストなどを使いながら行われました。

小川さんは、今回参加したユース選手に向けて、実際の激しいファウル映像を見せながら「ファウルというワンプレーで選手生命が絶たれることもあります。そんなことにならない様、ゲームをコントロールするのがレフェリーです」と、ルールとレフェリーの重要さを講習の最初に説明しました。

講習内容は、『サッカーとは?』といった根幹の説明から、ユニフォームといった用具、ライン上のボールの扱いといった基本的なことの説明、オフサイドやファウル、ゴールキーパーに関するルールと続きました。
時には、参加者に渡したレッドカード、イエローカード、グリーンカード(ジュニア年代で良いプレーをした時に出されるカード)の三枚のカードを使い、ルールについての三択の問題を解かせながらの説明もありました。

ユニフォームやストッキングなど用具の違反があった場合、レフェリーはフィールドから離れて用具を正しくさせる様に指示できるという説明の時に、小川さんは「用具を直すために人数が少ない状況を招き試合で不利になる」と補足し、ルールの遵守が試合の有利、不利に関わる場合があることを説いていました。

講習会の終盤は、競技規則の変遷といったルールの歴史をテーマにした話から、「審判員は、平等、安全、技能の最大発揮を保障するために存在します」という審判の役割について、ユースの選手に力強く説明し、終了しました。

講習会の終了後、小川さんは「審判を育てる講習はありますが、ユース年代のプレーヤーを対象としたルール講習は初めて。平等、安全の保障といったレフェリーの役割や競技規則の意味を早い時期に教えることでサッカーの発展につながると思います」と話してくれました。
京都サンガユースのキャプテン・山田樹選手は「知っていることを聞くだけかと思ったら、知らないことも沢山あって勉強になりました」と感想を話してくれました。

ルールやレフェリーの存在意義について若い年代から理解させる、そうした意図がはっきり伝わる講習会でした。

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