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hiroshima

2008/05/25

「サンフレッチェ・カップ(U-10)」「フォリアカップ(U-12)」

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「人工芝や天然芝の上で試合ができますから、本当にいい経験になります」
緑のじゅうたんの上を元気に走る子供たちに目を細めながら、落合東SC(広島市)の指導者・田中英明先生は、そう言ってくれました。5月25日(日)、広島広域公園第2球技場で行われた「サンフレッチェ・カップ(U-10)」は子供たちの躍動と歓声で、大きな盛り上がりを見せていたのです。

この大会の意義について田中先生は、「地域の枠を超えて、多くの友達と出会うことができること」と語ってくれました。主催者であるサンフレッチェ広島・山出久男普及部長 も「広島以外のエリアからも、多数のご参加を頂いています」。中国地方唯一のJクラブとして、地域全体のサッカー振興を意図しているのです。
また選手育成の面でも、この大会には工夫が凝らされています。それは「8人制の試合」「交代自由」「なるべく全選手に出場機会の確保を」と、競技規則に明記してあること。
「8人制なら、一人一人が攻守に関わる回数が増えますからね。試合の中でたくさんボールを触り、成功や失敗を重ねながら、子供たちは成長していくものですから」(山出部長)。

実際、田中先生率いる落合東SCでは、前後半で選手全員を交代させ、どの子にも「1/2試合」以上の試合経験を積んでもらおうと工夫していて、子供たちはみんな楽しそう。「試合に出てドリブルするのが嬉しい」と神田真吾くん(小4)が言えば、DFとして活躍していた中山雅菜ちゃん(小4)も「将来はなでしこジャパンに入りたい」と目を輝かせていました。

会場に隣接している広島ビッグアーチでは、J2リーグ戦第16節(広島 vs 草津)の前座試合として、「山崎製パン フォリアカップ」と題したU-12のサッカー大会が開催されていました。プロが実際にプレーするピッチの上で、少年たちが伸び伸びとボールを蹴る。その子供たちに、保護者の方々が大きな声援をスタンドから送っていました。
「いつかはビッグアーチで活躍できる選手になりたい。この大会に出ることで、そんな夢を持ってくれれば」と山出部長は言います。「前座試合が芝に対して大きな影響を与えることはないですし、ペトロヴィッチ監督も大会の意義を理解して、後押しをしてくれています。」

「サンフレッチェ・カップ」も「フォリアカップ」も、サンフレッチェ広島が10年以上も続けているイベントです。これらの機会を通し、地域の子供たちがサッカーに親しむ機会をつくる。それが地域全体のレベルアップと、クラブとしてのファンづくりにつながる。その理想に向かって、地道な活動をサンフレッチェは続けているのです。
「決してすぐに結果が出る仕事ではありませんが、やり続けることが大切ですよね」
山出部長の言葉は、そのままクラブとしての意志であり、伝統でもあるのです。

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