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2012/08/24

簡易照明施設贈呈式

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Jリーグは、Jリーグ開催スタジアムなどで実施している「TEAM AS ONE 募金」および7月21日に開催された「東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ」の収益の一部で、グラウンド用の簡易照明施設を購入。東日本大震災で大きな被害を受けた沿岸部等の被災地を対象に寄贈することとなりました。8月下旬から9月中旬にかけ、宮城県・岩手県の沿岸部等の被災地を対象に、簡易照明の寄贈を行います。

8月24日(金)には、18時30分から、宮城県気仙沼市の大谷中学校で贈呈式が行われました。大谷中学校と隣の大谷小学校は東日本大震災発生からしばらく避難所として使われた場所であり、今は校庭内が仮設住宅地でもあるため、サッカーの練習を隣のフィールドで行うことが多いそうです。ここには夜間照明がないために、暗くなってからはなかなか練習ができません。そこで、このたび簡易照明8基が気仙沼市サッカー協会に贈られることとなりました。

贈呈式には地元の少年団・FC大谷の選手17人が出席。日本サッカー協会(JFA)特任コーチの加藤久さん、ベガルタ仙台アンバサダーの平瀬智行さんが贈呈式に参加されるとともに、この照明のもとでの練習に参加し、指導にあたりました。

贈呈式では加藤さんから「ホームタウンの地域のみなさんのことをお手伝いするために、Jリーグの関係者の方々が力を合わせてくれました」と、今回の簡易照明寄贈に至るまでの経緯の説明がありました。平瀬さんからは「サポーターの方々の気持ちが入った照明です。今日はこの下で一緒にサッカーをしましょう」と、J40クラブの関係者の方々の思いを代表してコメント。その後、選手の皆さんと一緒に記念撮影をしました。

そして練習開始です。平瀬さんの丁寧な指導のもと、体の色々な場所を使ったリフティング、ボール回し、コントロールパス、そしてミニゲームなどを、みんなで一緒にプレー。加藤さんも「この位置を狙って当ててみよう」と、ヘディングのコツを伝えるなど、子供たちと一緒にボールを追いかけていました。

この日の気仙沼は時折霧も発生するお天気でしたが、暗くなっても、そして靄が少しかかっていても、寄贈された簡易照明がピッチをしっかり照らしていました。この照明は1基につき4つの電灯がついていますが、フル充電で全4灯を作動させた場合は2時間、半分の2灯では4時間、照らすことができます。加藤さんを中心にこの日の練習のなかで光の具合を何通りか試してみたのですが、ミニゲームを行う場合は2灯×4基でじゅうぶんな明るさを得ることができました。

練習が終わった後にFC大谷の選手たちにお話を聞いてみると、鈴木豪人君(6年)は「この時間でも明るい中プレーできて嬉しかった」とのこと。菊地海斗君(6年)も「みんなの顔もはっきり見えて良かった。これからも練習を頑張ります」とやはり嬉しそうでした。また、元日本代表の加藤さんや平瀬さんと一緒に練習できたことについて米倉彪君(6年)は「間近でうまいプレーを見られたり直接教えてもらえたりしてよかった」と、この日の練習を振り返りました。

加藤さんと平瀬さんは、練習後にまたFC大谷の皆さんとの再会を約束。みんなにとって嬉しい一日となりました。これから日が短くなりますが、すべてのJクラブ関係者の思いが詰まった明かりが、みんなのプレーするピッチを照らしてくれることでしょう。

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