9月13日（金）～10月25日（金）にかけて、モンテディオ山形において、Ｊリーグ版[よのなか]科がジュニアユース庄内Ｕ１３（中学1年生）の選手20名を対象に実施されました。
プログラムの進行役は、モンテディオ山形で11シーズンにわたって選手として活躍していた太田雅之さん（現在モンテディオ山形ジュニアユース庄内監督）。
モンテディオ山形での[よのなか]科の取り組みは2年目となります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Ｊリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、5年後のキャリアイメージプランについて考えました。
第1回「Ｊクラブをとりまく”お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーに中井川茂敏ゼネラルマネージャーが登場し、Ｊクラブの経営や人生の先輩としてのアドバイスをいただきました。
第2回「Ｊリーグがめざすものを考える」では、ホームタウン活動の一環としてトップ選手が花笠祭りに参加した事やユースチームの雪かき手伝いなどを聞きながら、Ｊリーグの理念について学びました。
第3回「Ｊリーグをとりまく職業を考える」、第4回「職業と意志・役割・能力の関係について考える」では、ゲストティーチャーにモンテディオ山形営業グループの横山成彦さん、アテネスポーツ代表取締の庄司正史さんが登場し、職業の社会的な意義・役割や、役割を担う能力・スキルの必要性を学びました。
最終回の第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」では、選手たちが自分の5年後の将来像を描き発表した後、ファシリテーターからのメッセージビデオを観ながら、将来Ｊリーグや世界を舞台に活躍するプロサッカー選手になるというモチベーションを高めました。
参加した選手たちは5つのプログラムを通して、Ｊリーグの産業構造やサッカーに関わる様々な職種があることを知りました。また自らの将来のキャリア形成への意識が高まり、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解しました。
なお今回は、2013年度Ｊリーグ版[よのなか]科ファシリテーター養成講座（※）の一環として開催されました。
※キャリアデザイン支援プログラム [Ｊリーグ版よのなか科]ファシリテーター養成講座 開講のお知らせ
