12月8日(日)、大宮アルディージャ アカデミー選手を対象に、志木クラブハウスにてメディア対応研修を実施しました。
「将来プロを目指す選手たちにとって自分の意見をしっかり伝えることは大事であるとともに、その一方で発言の影響力がとても大きいことを伝える」といったテーマのもと、Jr.ユース選手(U-14)16名が参加して行われました。
講師は、ワールドカップの放送なども手掛けたNHKさいたま放送局アナウンサーの野地俊二さん。
いままでに多くの選手をインタビューされた経験から「一流のアスリートは話が上手い。冷静に自分のプレーや他の選手のプレーについて説明できる」。また、「選手は勝ったときだけではなく負けたときや辛いときにも取材に応じなければならない、そのときにしっかり対応できるかが大事」など、さまざまなエピソードを交えながらお話いただきました。
後半は、トップチーム選手さながらにパートナーボードの前で、一人一人インタビューの実技講習を行いました。インタビューの様子を撮影し、良かった点・悪かった点など、振り返りを行いました。野地さんからは、「インタビューで緊張してしまうと、ふだん使っている言葉やしぐさが出てしまう。いつも話している言葉がそのままインタビューでも使えるように、意識して日常生活を送ることを心がけるとよい」とのアドバイスをいただきました。
最後に、「みんなが世界に出て行ってインタビューを受けた時に人間的にも素晴らしいと思われる選手になることを期待しています」とメッセージをいただき、研修を終了しました。
参加した選手からは、「試合に負けたときのインタビューでも冷静に判断し対応できる選手になりたい」、「自然な態度でインタビューに答えられるようにしていきたいし、自分が思ったことを素直に応じられるようにしていきたい」との感想が寄せられ、有意義な90分となりました。
