4月26日（土）、Ｊ１リーグ第９節・徳島ヴォルティス戦は、新潟で画期的な取り組みが行われました。初の試みとして、新潟市中央区にある新潟大学医歯学総合病院において、同試合の試合を中継する「病院内ビューイング」を開催いたしました。
病院内ビューイングは、病院に入院されてスタジアムにはなかなか観戦に足を運べないという患者さんにも、試合を観戦していただきサッカーの楽しさや元気・活力を感じていただこうと企画されたもの。サポーター有志の活動を母体に、新潟大学医歯学総合病院、スカパー！、新潟大学アルビレックスプロジェクト、サポーター有志、そしてクラブが協力し、実現に至っています。
会場がオープンすると、同病院に入院されている患者さんやご家族の皆様らのべ100人近い方々で会場はいっぱい。見どころをまとめたチラシが用意されたり、注目選手の説明、選手からのビデオメッセージが放映されるといよいよ試合開始です。
前半、立て続けにアルビレックス新潟の選手が得点を重ねると、会場は大盛り上がり。患者さんとスタッフがハイタッチをして喜びを分かち合いました。ハーフタイムにはクラブマスコットのアルビくん、スワンちゃんによるじゃんけん大会も行われ、観戦した患者さんには喜んでいただけたようです。
入院中には大変なことも多いですが、アルビレックス新潟の試合を観戦していただくことで、笑顔になったり、元気・活力を感じていただければ大変嬉しいことです。今後も各方面からご協力をいただきながら、「病院ビューイング」の活動の場を広げ、元気をお届けしていきたいと考えています。
