9月15日（木）、Ｙ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．横浜のトップチーム選手を対象にファイナンシャルセミナー「お金の教養講座forアスリート」が開催されました。
講師はファイナンシャルアカデミー執行役員の渋谷豊さん。ファイナンシャルアカデミーは、日本最大級の「お金の学校」であり、アスリート向けの講座も開催しています。
この日、選手たちは、「お金の教養」を高めることで、お金の不安を減らし、夢の実現に向かって集中できる環境を手に入れることを目的として、「お金を持ち続ける能力」、「お金についてだまされない能力」、「将来の生活に備える方法」、「節税と脱税の違い」、「お金を迂回させて資産を手にする方法」の「お金の教養5つのアクション」について学びました。
まず、お金を持ち続けるためには、普段の生活を改めて見直すことが必要だと説く渋谷さん。節約や貯蓄は、ダイエットと同じでリバウンド無理なく持続させるために「我慢がいるものより、いらないもの」が重要だとし、節約では「変動費よりも固定費を減らす」こと、貯蓄では「先取り貯蓄をする」ことが重要だと教えていただきました。
また、私たちを取り巻く環境は消費天国であることに触れ、先着10名限定などの「期間・残量の限定戦略」や、なんとなく真ん中を選んでしまう「松竹梅戦略」などの行動ファイナンスを知ることで、だまされたり、無駄遣いをしたりすることを防ぐことができると、ものごとを両面から捉える両面思考の大切さを強調されました。
最後に、プロサッカー選手として今と将来に備え、サッカーに集中し思う存分活躍するためには、「お金の教養」を高め続けることがとても大切だと伝えていただきました。
参加した選手からは、「お金に対する考え方が変わった」、「お金の迂回のさせ方をもっと知りたい」、「節約というと変動費のことばかり考えていたが、これからは固定費を強く意識したいと思った」などの感想が寄せられ、自分たちの大切なお金について考える良い機会となったようです。
写真提供/Ｙ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．横浜
