6月10日（土）、大分トリニータU-15、宇佐U-15の選手30名を対象に「マナー・コミュニケーション研修が開催されました。
講師は、Ｊリーグトップパートナーである株式会社アイデム 人と仕事研究所のパートナー講師・佐藤三佳さん。新人研修をはじめ、これまでにも多くのＪクラブの研修で講師を務めていただいており、大分トリニータではトップチームの選手たちが何度か同研修を受講しています。
中学3年生（一部2年生）の選手たちは、大分トリニータの一員としてこれからホームタウン活動に参加する可能性もあり、トップチームの選手と同じ研修を受けることは選手たちにとってもクラブにとってもおおいに意味があります。
まずは、ビデオカメラに向かって自己紹介と一言コメントを行い、全員で録画を確認しました。
次に第一印象の重要性を学び、視覚や聴覚からの印象が大きいことを理解したうえで、表情トレーニング、姿勢、お辞儀などノンバーバルコミュニケーションについて学びました。
続いて、言葉を伝えるための発声、発音、滑舌のトレーニングを行うと、皆お腹から声が出るようになり、最初の自己紹介とは見違えるように大きくはっきりとした声が聞こえるようになりました。
まとめのトレーニングとして、「アカデミーサポート」を募集するビラ配りやブース受付などのロールプレイングを行いました。
最後に、今日学んだことを実行する具体的な行動目標を立てて、全員が再びビデオカメラの前で決意表明を行いました。始めの自己紹介と比べて研修の成果が感じられる表情や言動がおおく見られました。
参加した選手からは、「どのようにあいさつをしたら相手に良い感じを与えられるか具体的に知ることができた」「滑舌がよくなったり声が大きく出る方法を実際にやりながら行ったので自分自身でも変化がわかった」「表情の作り方を学んだのでしっかり家でもトレーニングしていきたい」「これからいろいろな人と関わったりすると思うので第一印象を良くもってもらえるような言動をしていきたい」などの感想が寄せられました。
写真提供／大分トリニータ
